夢のある生活

最近、家の整理をしていたら、ふと、パリに行ったばかりの頃(12年前)に時々つけていた日記が出てきた。

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読み返してみると、当時の、夢と希望に満ち溢れたワクワクな日々を送っているママンの姿が鮮明に蘇って来た。そういえば、私こんな感じだった!と忘れていた自分を再発見した感覚を覚えた。

いつの日からだろうか、夢を見なくなったのは。いつの日からだろうか、時には悲しくもあり、厳しくもある現実を受け入れ、”諦める”ようになったのは。

とそんな気分になった。

いや、厳密に言うと、全く諦めているわけではないし、今でも夢見る少女的なところは大いにある。ただ、昔のような大きな夢を見、情熱を持って生きていた感覚とは確実に違う。

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結婚をし、子供を産むことによって、それまでの”攻め”の態勢から”守り”の態勢に入るのは当然だ。守りの態勢になると、どうしたって”リスク”に対する許容範囲が狭まり、むしろリスクをできるだけ回避する選択をする。これも当然と言えば当然かもしれない。

それでもやっぱり、夢を見ながら生きるのは楽しい。夢を見ている時は、人生がとてもカラフルに見える。逆に、人生なんてこんなもん!とすべての現実を受け入れてしまって、希望や夢を捨ててしまうと、すべてがこなしていくだけの、味も色もない生活に見えてくる。

どんなに現実離れした夢でも、やっぱり夢がある方が心が弾み、豊かな気持ちになり、自分自身もポジティブになれるし、また結果としてポジティブな道が開かれていく気がするのです。

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正直、結果として夢は叶わなくてもいいんじゃないか、って思っている。もちろん実現化するに越したことはないけれど、夢がある生活はそれ自体、つまりゴールにたどり着くまでも楽しいのだ。

夢という言葉が大きすぎるのであれば、理想でもいいかもしれない。

どんなに小さなことでもいいから、こんなところに行きたい、こんな仕事がしてみたい、こんな人と結婚したい、こんな家に住みたい、こんな自分になりたい、という理想の姿を想像するだけでも楽しい🎵

しかもそんな”夢”を見ながら生活していると、本当にその夢に近づいて行けるような気がする。これは不思議だけど、きっと無意識のうちに、自分が夢に向かって動いているからなのか、それとも本当にそのような引き寄せのエネルギーがあるのかわからないけれども、宇宙の力がそっちの方向に導いてくれる気がするのです。

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大学生の頃にはまった本で、その後数年の間、ママンの中で「聖書」のように扱っていた本「アルケミスト」がまさに引き寄せの宇宙の力について語っていたと記憶している。とてもいいなと思った小話が、家族や大切な周りの人をスプーンの中の油に例え、スプーンの油をこぼさないように注意しながら、夢に向かって歩くことが大切、といったようなくだりがあったかと思う。

当時のママンの心になぜかとても響いた。

ただがむしゃらに自分のことだけを考えて傍若無人に突き進んでいくのではなく、手元にある大切なものが溢れてなくならないように、夢に向かう。

これだ!とその時強く思った。

確かに現実は時として厳しくもなる。自分の力ではどうしようもならないこともある。受け入れざるを得ないこと、もしくは受け入れた方がよいことだっていっぱいある。けれどもできる限り上を向いて歩くこと、理想を持つこと、希望を捨てないこと、そして夢を見ることは、その行為自体が人生を豊かにするのだと確信している。


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