すでに1週間がたってしまいましたが、先週末は、お兄ちんのお友達を招いて、9歳のお誕生日会をしました。

昨年は、ロンドンのピザ屋さんで豪快に(?!)お誕生会(ピザ作り体験)をしたので、今年はやらないねー!とママンが勝手に言っていたのですが、パーティー好きな息子くん。あまりにしつこく要求してくるので、”しょうがない、じゃあ今年もやりますか!”と腕をまくることとなってしまったのです。

こんな主張(押し)の強い我が息子を見て、世の中主張した者勝ちか!(いや、交渉に弱いママンか?)と思えてならなかったのですが、それはさておき、お誕生日会。

今年は、9歳の動きたい盛りの男の子達が喜んでくれるであろうボーリング大会をすることにしました。

結果として2ゲームは若干長すぎたようで、後半戦は集中力が散漫となり、おふざけが始まりかけたので、理想的には1ゲーム半が良さそう(そんなのないけど涙)と思いました。

けれども、予想通り、み〜んなとっても楽しかったようでハッピーな気分でママン家へ向かいました。

家では、ケーキを食べ、いただいたプレゼントを開封し、お迎えが来るまで遊ぶ!という流れ。

お迎えの親が来たら、それぞれ家にあがってもらい、大人用のケーキを食べ、お酒を飲み(この日は手作りサングリアを用意しました!)、ちょっとした大人の社交が始まり、3、40分したらそれぞれボチボチ帰路に着くのでした。

この日は100%パパのお迎えだったので、フレンチパパ同士の交流に皆花を咲かせていました。

さて、今日はフランスやイギリスでの一般的な子供のお誕生日会について少し書いてみようと思います。

まず、フランスでもイギリスでも共通して言えることは、みんなパーティー好きだということ。なので、子供の誕生日会は友達を呼んで何かしら特別な日を演出するのが当たり前なようです。

また、子供達がいかに自分の誕生日を盛り上げるかということを考えているばかりでなく、親の方こそむしろ熱が入っているようにも見えます。

特にイギリスでは子供のバースデービジネス(イベント)がかなり発達していて、誕生会等、パーティープランがとても充実しているのです。

それこそボーロング場で、お誕生会用のランチとゲームのセットメニューがあったり、ピザ屋さんでは手作りピザ教室パーティープランがあったり、室内プレイルームでは、プレイエリアで1時間遊んで、その後別の部屋に移動し軽食&ケーキセットプランがあったり、など、とにかくお誕生会プランが豊富にあるのです。

フランスではそれほどビジネス、ビジネスではないにせよ、家にパーティーを司るエンターテイナーを呼び子供達に芸を披露したり遊ばせたり、集会所のようなところを貸し切ってパーティーを催したり等、”誕生日”という日の特別感が満載になるよう、やはり親が張り切るのです。

といった具合に、誕生会は毎年とは言わなくとも、何かしらパーティーをするのが普通であるように思われます。

流れとしては、まずは誕生会で何をするかを決め、招待状を作り、小さい子の場合は親が親に渡す。小学生以上の場合は子供が子供に渡し、親に渡るようにします。

招待状には必ず、日時と待ち合わせ場所、内容、お迎え時間、連絡先、参加・不参加をお知らせしてもらう旨を記載する。

参加人数がわかり次第、店を予約するなり、家での準備を開始する。

どこかお店で会をする場合にはもちろん結構な金額となりますが、それは全て主催者が持つのが普通です。

招待されたお友達・親は、お誕生日のお友達のためのプレゼントを用意します。

当日は、約束時間になったら親が子供を約束場所に連れて行き、誕生会の主催者に子供を引き渡す。2、3時間後にお迎えに行く。というのが一般的な流れ。

もちろん子供が小さい場合(3、4歳頃まで)は、親が最初から最後まで付き添うことが一般的です。

誕生会終了間際からボチボチ迎えの親がやって来て、その都度、ドリンクやケーキをすすめ、のってくれる人もいれば、すぐに帰る人もいる。という感じで、とても自由ではあるのですが、子供の誕生会というのは親にとってもよい社交の場でもあるのです。

というわけで、フランスやイギリスでの子供のお誕生会について書いてみました!

 

 

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