行って来ました!ビリー・エリオット(Billy Elliot)〜リトル・ダンサー!

元々ミュージカルの華やかさとハッピーな感じが好きで、ロンドン在住時代は何度かミュージカル鑑賞に行っていましたが、実は東京で大々的なミュージカルを観るのは今回が初めて!

映画「リトル・ダンサー」のミュージカル版。

北イングランドの炭鉱の町で育った少年ビリーが、バレエに出会い、その魅力の虜になり、踊りたいという衝動に突き動かされ、ダンサーを夢見るようになり、、、といったストーリー。

炭鉱の町という田舎の比較的貧しい現実的な、マッチョな男の世界。

一方で、洗練された都会の華やかな芸術、しかも「女」のものとされていたバレエの世界。

同じ国にありながら、全く異なる世界へ足を踏み入れつつある少年の前に広がるのは、いばらの道であることは想像に難くない。

いや〜、心から素晴らしかった!演技力、歌唱力、舞台装飾、ストーリー、臨場感と、全てが素晴らしかった。

しかも少年ビリーの姿が、どこか我が息子を彷彿させる部分もあり、とっても感情が揺さぶられました。亡き母とのやりとりで、涙がハラハラと流れて来たり、「お願い、頑張って!」と叫びたくなってしまう場面あり、そしてまた、声を出して笑ってしまうところも多々あり。

とにかく我が息子のようにかわいい❤️と母親心をくすぐってしまうような少年でした。

小学校高学年でこの演技力&技術力は圧巻です。将来が楽しみだわ❤️(完全に親心🎵)本当に素晴らしい!

それにしても、芸術が人々に与える影響というのは大きい。日々の生活の中で眠ってしまっていたり、忘れ去られている感情を掘り出し、放出させる。

笑いと涙、そして感動する心。

涙をハラハラと流した後はなぜかとてもやさしい気持ちになった。

筋トレみたいに、もしかしたら心の筋肉もこうして時々、何かに感動して動かし、使っていかないといけないのかもしれない、と思った。

芸術のある生活はやっぱり豊かな生活。カラフルな人生。

最近フツフツ感じている、数年ぶりにフラメンコを再び習いたいなあという気持ちが更に大きく膨らんだ!

おっと、しめを忘れた!「ビリー・エリオット」、心からオススメです。

東京ではTBS赤坂ACTシアターにて10月1日まで、

大阪では梅田芸術劇場にて10月15日から 11月4日まで上演されるようです!

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