我が家の息子たちは、赤ちゃんの頃から、絵本の読み聞かせをしてもらいならが、眠りに落ちるのが大好きです。

これは、時として母親にとっては拷問か!と思えるくらい、正直、「あーめんどくさい!一人で寝てくれたらどんなに楽か!」と感じてしまうことも多々あった(今でもある)ものの、子供たちにとってはどうやら至福のひととき、そして至福の夢とうつつを味わえるらしいのです。

我が家では20時半にはベッドへ行く!ということになっているので、その時間帯になると小さなぼくちんが本棚からその日に読んでもらいたい本を2冊ほど選びママンをベッドに誘う。

最近は幼稚園で毎月もらってくる絵本をまちまちで選ぶことが多いものの、彼らが3歳になる頃までは、ほぼ同じ本を(数冊の本)を毎日ひたすら繰り返し繰り返し読んでいたのでした。

幼児はとにかく同じものの繰り返しを好む。

大人からみると、よく飽きないね?!と思ってしまうほど、本当に同じものを読んでもらいだがるのです。

”安心感”が得られるからなのか、愛着という気持ちが強いのか。

というわけで、我が家のぼくちんたちの大好きだった本、そしてママンが不本意ながらにも暗唱できるまでになってしまった本を数冊ご紹介させていただきます!

まず二人の子供たちが1番好きだった本。

「はらぺこあおむし」

 

絵本作家エリック・カールのカラフルで明るい絵が好きなので、実は我が家のカレンダーもここ数年、毎年エリック・カールのものを使っています。彼の色鮮やかで美しい絵は世界中の子供たちに(いや、大人にも!)こよなく愛されているようです。

「はらぺこあおむし」は、お話の内容はシンプルでわかりやすく、かつ示唆に富み、また、楽し気な色使いの絵からも、是非小さな赤ちゃんから触れさせてあげたい本です。

我が家ではお兄ちんも、小さなぼくちんも、それぞれ8か月頃から読んであげていました。

様々なお菓子などを食べてお腹が痛くて泣いてしまう場面は、実際にママンも泣いたふりをしていたので、そのママンの顔が面白かったようで、ぼくちんたちは、その場面になる直前からママンの顔をまじまじと見つめては喜んでいたのでした。

「はらぺこあおむし」に関しては、完璧に暗唱できたので、夜泣きをしてしまった時に、小さな声でささやくように「はらぺこあおむし」のお話を始めると、すぐに泣き止み、眠りに落ちてしまうのでした。これには、ママンもびっくり!子供の睡眠薬とも化していたはらぺこあおむし。偉大です。

ぼくちんたちのベスト2は、「ひとりぼっちのライオン」。

 

これまた色鮮やかでカラフルでかわいい絵本。

「はらぺこあおむし」と同じく、お兄ちんが生まれてから、お友達からいただいた大切なプレゼントです。改めてどうもありがとう♡かれこれ、約9年、大切に使わせていただいてるよー♪

「ひとりぼっちのライオン」は、さすがに0歳や1歳の赤ちゃんにはお話を理解することはできませんが、ライオンの想像力や表情豊かな姿に触れることによって、子供たちの世界も豊になるような気がします。

また、ライオンがお友達を見つけようとする努力、さみしい、嬉しい、怒るといったライオンの感情を共感することも体験できるとっても素敵な絵本です。

子供たちは、本を読んでいるママの表情や声のトーンの七変化が大好き!

なので、できるだけ大げさに表現して抑揚をつけて読んであげることをお勧めします。

ベスト3は「14 ひきのあさごはん」。

 

優し気で様々な自然に触れられる美しい絵本。14匹のねずみの家族の朝、みんなで一緒に朝ご飯の準備をして一日が始まる、というお話。

あたたかなねずみの家族の姿を鮮明に思い浮かべることができる美しい作品。

子供たちは、自分はこの子かなー、とか言いながら、自分の姿と絵本のねずみの姿を重ね合わせたりして楽しんでいました。

とってもあたたかな気分になれる絵本です。

最後に「どんなにきみがすきだかあててごらん」

 

これは、実は大学生の頃付き合っていた彼からもらったもの。

何だかとても心温まるプレゼントだったので、今だに大切に保管している。というか、今となっては子供たちの大好きな本の一つとなっている。

お互いどちらが相手のことを好きか比べっこするというお話。

自分の方がもっともっと好きなんだよ、ということを体で表現しながら言い合うのだ。

うさぎの親子なのか友達同士なのかはわかりませんが、どちらにしろ心温まるとってもかわいらしいお話です。

というわけで今日は我が息子たちが大好きだったおすすの絵本4選でした。

乳幼児向けの絵本は、話の内容ももちろん重要なのですが、それよりも絵の方が子供にとってのインパクトは強いのかな、という気がします。

とにかくお母さん自身が好きな絵、好きな雰囲気の絵本を選び、楽しんで読み聞かせをしてあげるのがいいのかなーと思います。

 

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