最近赤ちゃんを出産し、現在育児休暇中のお友達から、職場復帰のタイミングについての相談をいただいた。

彼女の場合は、1歳まで自分で赤ちゃんのお世話をした方がいいのか、子供が8、9か月頃から預けてしまっていいのか、ということだった。

おそらくその3、4か月の違いは長期的にみて、子供の成長に何か大きなインパクトがあるかといったら正直わからない。

けれども、3歳まで母親が見た方がいい、というのはママンの経験から考えると違う気がするのだ。

赤ちゃんは、7、8か月頃を過ぎ、ハイハイができるようになると急激に成長し、好奇心が芽生え、様々なことができるようになる。

 

自分の足で歩けるようになると、さらに色々なことに興味を持ち、全身を使って”世界”を発見し、学ぶ。

となると、お母さんとだけばっかり行動していると、与えられる環境、言葉、そして刺激が限られてくる。

一方、保育園に行くと、同年代の他の子供たちがいる、複数の大人がいる、子供のために用意されたおもちゃや、アクティビティ(お絵描き、歌、お制作、ダンス等)があり、子供にとっての刺激が満載だ。

ママンファミリーの場合は、お兄ちんは15か月の頃から(それまで空きがなかった)、小さなぼくちんは10か月の頃からナニーさんに預け、2歳数か月の頃からは、同時に保育園にも週3日午前中だけ通っていた。

やはり、二人とも保育園に通い出して急激に成長したと感じる。

小さなぼくちんに関しては、ナニーさんがいたので、保育園を追加する必要はなかったけれど、やはり2歳を過ぎるとナニーさんと、公園と家の往復だけでは何だか時間を持て余してしまうようで、学べること(子供のアクティビティ、お友達とのやりとり、集団行動等)が学べていないような気がしたので、お金はかなりかかってしまうけれども、子供のためと思い、保育園(プレスクールのようなもの)にも通わせたのだ。

この選択は非常によかったと思っている。

英語力も伸び、オープンになれ、様々なアクティビティを通して”できる”ことが増えた。そしてもちろん本人も楽しんでいる様子だったのだ。

そしてまたナニーさんには、ぼくちんが保育園にいる間は、家事をこなしてもらっていたので、ママンは非常に助かっていた(生活の質を上げるためにお金を使うことは躊躇するべからず!)。

確かに子供に安心感を与える必要はある。

けれどもそれは始めの数か月間一日中一緒にいて、その後職場復帰してからも、毎朝、毎晩、そして週末を密に一緒に過ごし、きちんと愛情を注いいでいれば、安心感というのは自然と芽生える。

むしろずっと一緒にいても、お母さんがいつも怒っていたり、不機嫌だったり、子供を脅かすような態度や言動をしている場合は、安心感というより、むしろ不安感を助長させてしまう結果となる。

また、おそらく完璧な母親像というのはない。

なので、子供のお世話を一人で全てやるよりは、様々な大人や子供、環境に適応できるようにした方が、バランスのよい子供に成長するような気がするのだ。

しかも、母親も息抜きが必要だし、母親も子供も自分の世界というのは必要なのだ。

だんだん子供に自分の世界が形成されているのを目の当たりにすると、若干さみしい思いをしたりはするのだけど、それは子供の健全な成長段階なのだ。

あたたかく見守ってあげることが大切だと思う。

というわけで、ママンの経験から学んだこと、感じたことを書いてみました。

今日も読んでくれてありがとうございます♡

 

 

 

 

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