我が息子(お兄ちん)は、通常はフレンチスクールに通いながらも、そちらがバカンスの間は、地元の小学校に通っている。

 

先日、地元の学校のクラスのお母さんたちと話していたときに、どうやら我が息子が“モテている”ということを聞いた。

全くそんな風に思っていなかったので、ええ??どうして?とついつい驚きを隠せずに聞いてしまった。

どうやら、お兄ちんはとても“ジェントルマン”である、とのこと。

家ではもちろん普通のエネルギッシュな男の子なので、ほーほー、外ではちゃんと気を遣えるよい子をしているのね!と思いながらも、ママンの視点からお兄ちんを分析してみると、確かに”ジェントルマン”と言われる所以に思い当たる節がなくもない、と思えてくる。

 

まず考えられるのが、“イギリス効果”。

イギリスの学校では、よく先生たちが“レディーファースト”ということを言っていたようで、息子も何かあるたびに、“レディーファースト”だから、ママが先ね!とか、ママが一番ね!ということを言っていて、ママを第一にしてくれることが多々ある。

いいのー?!とか言いながらもご満悦なママン。イギリス万歳である。

イギリス人がジェントルマンと言われるのは(実際に確かにそう思う!)、やはり教育の賜物なのだ(笑)!

おそらく学校でも何かと女の子を優先する、という態度が無意識的にも出てきているのではないかと思う。そりゃー、女の子的には嬉しいわ♡

それから、これは今後変わっていってしまう恐れはあるものの、生まれてから昨年まで欧州で育っていたので、日本語があまりきちんとできなかった。

話していた日本語はママンから教わった日本語だったので、女性の言葉。

”おまえ”、とか、”じゃねーよ”、とか、”おれ”、といったような言葉遣いは知らない(知らなかった)。なので、やはり口調が女の子のように優し気になってしまうのだ。

となると、やっぱり普通の男の子たちが話すような、アグレッシブで時として乱暴に聞こえる日本語を使わない(使えない)ので、”やさしい♡”というイメージになるのだと思われる。

また、困っている人がいたら助ける、というのも欧州のメンタリティーに多くみられるのかな、と思うけど、何かができない子がいると、“おまえ、そんなこともできないのかよ”、といった蔑むような言い方は絶対にせず、“かしてごらん”、という風に手を差し伸べる。

また、お兄ちんに関して言うと、例えば、こちらのミスでぶつかってしまったり、何かを忘れてしまったり、間違えてしまって、“ごめんねー”、と謝ると、“もうママったら!”と時々言われることもあるものの、“いいよ、大丈夫!”と返事がくる。

これは非常にありがたい、というか親から見てもやさしいな、と感じてしまうのだ♡

というわけで、息子がジェントルマンであることの発見。

これからも、是非、よい意味でのイギリス精神(欧州精神)は忘れないでいて欲しいと思う♪

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