世間ではイギリスのロイヤルウェディングに釘付けですが、実はママン夫妻、今日は10年目の結婚式ということで、神前式を行って来ました。

10年前の4月、パリで結婚式を挙げました。

憧れの白いウェディングドレスにテントを張ってのガーデンパーティー。

ほとんど夢に描いていた通りの結婚式を挙げることができました(追記すると、夫の強い要望により、庭で豚の丸焼きもしました(さすがフランス!野蛮です!))。

あれから10年。

これまた夫の強い要望により、10年目の結婚式ということで、本日、神前式を行いました。

ママンの中では、10年目の結婚式だなんて何だか小っ恥ずかしく、しばらくその話には触れないようにしていたのですが、夫は思い出を作ることにやたらと情熱を燃やし執着するタイプ。

また、和服を着ての儀式を一度はやってみたいという思い、そして、子供たち同伴の結婚式をしたいという思い、また、”ママ”がフランスから来日するということもあり、ではではこのタイミングにあまり人様には知らせず、身内だけで執り行おう!ということになり、今日、神前式をすることになったのでした。

なので、招待したのはママンファミリーと夫母のみ。さすがに海外に住んでいる家族には2度目の結婚式にわざわざ来てもらうわけにもいかず、また友達呼んでわいわいも考えたけれど、多くの友達が家族持ちな今、あまりに人数が膨れ上がってしまうことになり(しかも子だくさん!)、お店を選んだり、日程を選んだりするのがややこしくなる~!ということもあり、身内だけでの挙式となったのでした。

いや~、それにしてもお着物を着るってとても素敵な体験!と改めて感じました。

今回お着物を着るのはおそらく10年ぶり。それこそ10年前、フランスから一時帰国した際に、結婚の記念にということで、写真屋さんで着付けをお願いし撮影していただいたのです。

今回はさすがにもうアラフォーということもあり、白無垢でも、あまりキラキラした派手な柄のものでもなく、黒をベースにした赤と金の入ったシックなお着物を選びました。

12時からの神前式に合わせ、朝は9時からヘアー&メイク。10時から着付け。

お着物に合ったヘアーやメイクをしてもらいながら、”さすがプロ!!”と何度感じたことか。

やはりプロにやってもらうと普段の私とは全然違う!”私も結構素敵じゃん!”と思ってしまうほど(笑)、個性を引き立てるのがお上手!そりゃ~、女優さんたちはみんなキレイだわ~、と思ってしまう。

時にはこんな風に、その道のプロに自分をケアしてもらい、美しくしてもらう体験って、女子に生まれたからには尚更、貴重だし必要だわ!と強く思いました。

さて、しっとりとした美しいお着物を着付けていただき、夫も和装に身を包み、いざ出陣!

神社に着くと、すでに両親や兄弟家族、そしてフォーマルに身を包んだ子供たちが境内で遊んでいるではないか!

家族とは月1くらいの割合で会っているものの、こうしてフォーマルな装いに身を包んで会う機会はそれほどないので、やはり気分が盛り上がります。

子供たちもいつもと違う自分たちの姿に大興奮!

男の子たちはせっかくフォーマルなのにいつも以上にやんちゃでしたが、女の子たちはやっぱりかわいい♡

挙式が始まる前はみんなで写真を撮り合い、12時から定刻通り神前式が始まりました。

実は神前式に参加するのは今回が初めて。

これまで友人の結婚式には何度も参列していますが、神前式はありませんでした。

まさか自分の挙式が初体験になるとは!という感じではあるのですが、海外に長く住み、ますます日本文化に興味を持つようになった今、とてもよいタイミングで日本文化、宗教、そして哲学に触れることができ、素晴らしい体験となりました。

途中、太鼓の音や、神主さんのお祈りのお言葉、そして雅楽に子供たちが噴出してそうになっていてる場面が何度か背後から聞こえ(何ともお行儀の悪いボーイズたち!!)、ママン、冷や汗たらたらでしたが、どうにか式を無事終えることができ、ほっと胸を撫でおろしました。

西洋のようなゴージャスさや華やかさはありませんが、とても”禅”で洗練されていて、深みがあり、何とも美しい挙式であると改めて感じることができました。

さて、神前式の後は、近くのフレンチビストロでランチタイムです。

”日仏”をテーマで進めたかったので、敢えてフランス料理を選びました。

お味も、お店の雰囲気もとても良く、すべてが大満足に終わった10年目の挙式でした。

過去にフランスで数回、子供のいる夫婦の結婚式に参加していたので、どこかそんな”あたたかな”ウェディングにママン夫婦は憧れてもいたのです。

なので、今回、子供たちにも私たち夫婦の結婚式に参加してもらうことができ、とても嬉しく幸せに感じました♡

10年目の結婚式、確かに小っ恥ずかしくもあるのですが、おすすめです!

(もちろん式前日や準備段階の二人の気持ちや感情は10年前とは全然違いますが(笑))。

 

 

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