東京に戻って来ました!

やはり3週間は長いです。というか、もはや長すぎる!

今回は国を跨いでの移動もあったので、それなりにアクティブにしていて飽きることはありませんでしたが、やはり我が家、そして日常が恋しくなりました。

また、下の記事を書いてからアップができないまま数日がたってしまいました(涙)。そのまま投稿しますので、ご了承ください!

3日前にユーロスターでロンドンからパリへ戻って来ました。

大好きなロンドンと大好きで、ある意味大嫌いなパリを結ぶ、大好きなユーロスター。

電車の旅は、子供の頃の旅の興奮を蘇らせる何か不思議な力を持っているように思えるほど、ママンはユーロスターの旅が大好き♡

2時間半という長すぎず短かすぎない時間もいいし、何より大好きな街を結んでいるというのがやっぱり嬉しい♪

子供たちはもう随分大きくなったので、パパなしでもへっちゃら♪

ボーイズたちとの水入らずな旅も時にはいいものです♡

さて、日本に帰国する前に、少しばかり夫家族と時間を過ごそうと思い、戻って来たパリ。

日本から到着したばかりの頃は、”きゃ~久々のパリ♡”とエッフェル塔を見るだけで胸キュン♡していましたが(笑)、ユーロスターでGare de Nord (パリ北駅)に着いた瞬間、”うわ~、来た!真のパリ!”と、独特の汚臭とごちゃごちゃしたカオスな感じ、またやる気のない販売員の冷たい対応といった洗礼を受け、ママンの心は一気に住んでいた頃のサバイバルモードに!

小さなぼくちんは、”フランスの人は何でみんな怒っているの?”と、街行く人の顔つきがいとも怒っているように見えると漏らしていたのを思い出しました(涙)。

というわけで、ハネムーンモードからサバイバルモードに切り替わったこの夏2度目のパリ滞在。ルーマニア、ロンドンを挟んで前後たったの3,4日ずつの滞在ですが、すでにパリに住んでいた頃の戦闘態勢が蘇って来ました。

そう、小さなぼくちん、あながち間違っていません。パリに住んでいるとどういうわけか、無意識的に顔が強張ってくる気がしていました。

逆に、パリ在住時代は日本に一時帰国する度に、顔の筋肉がふにゃ~んって緩んでいくような感覚を覚えていました。

もちろん日本は自国だから、気が緩むというのはあるでしょう。

けれどもやっぱりパリは移民で成り立っている国ということもあり、そもそも治安があまりよくないということや、一般的に人がけんかっぱやかったり、冷たかったり、ぶっきらぼうだったり、ということもあり、無意識的に身構えてしまっているんだろうな、と思っていました(これ、サバイバルモード)。

ところが不思議なことに、ロンドンでは、まったくそういう風にはなりません。

ロンドンでももちろん自分は外国人だし、ロンドンもパリ同様移民で成り立っている街だし、治安も日本に比べたら良くないと思います。けれども自分自身、“サバイバルモード”にはなっていなかったように思うのです。

また、街行く人も、😊していたり、知らない人にもジョークを飛ばしていたり、何だか楽し気だったりするので、こちらもほっと心が和み、身構えるどころか、頬の筋肉がほわっとゆるんでしまうように感じていました。

何ともeasy-going(お気楽)なお国柄。

外国人がイギリスは生活しやすいと感じる大きな要因はその国民性のおかげというのもあるんじゃなかと思います。

さて、今日はそんな話をするつもりではなかったのですが、前置きですでに話が飛んでしまいました。

というわけで、そんな大好きで大嫌いなパリをそろそろ発つ時間となりましたが、今日は日曜日のレポート!

義母と一緒に子供たちを連れてLa Villette周辺に遊びに行きました。

La Villetteはパリ北部にある近未来的な公園で、科学館やコンサートホール、映画館、バーなどがあり、老若男女問わず楽しめる大きなエンターテイメント施設。

パリ在住時代は、時々友人たちとピクニックをしたり、夏は野外シネマを楽しんだり、また当時小さかったお兄ちんを連れて科学館に行ったりしていました。

どうやら運河を運行する船に乗れるということだったので、メトロ Jaures 近くの乗り場から乗船し、約1時間かけてBobignyというところまで行って来ました。

チケット売り場の方の説明では、その時間発の船はBobignyまで直行するので、途中停泊はない。けれどもBobignyでは自転車レンタルやその他楽しいアクティビティが多くある!とのことだったのでワクワクしながら船旅が始まったのでした。

パリの北部は実はまだ未開の地だったので、新鮮で面白く、多くの場所で再開発されている様子が見られました。

さて、1時間ほどのんびり船に揺られて着いてみてびっくり!

何もないではないか!!!

レンタサイクルはありましたが、その他は何もない空き地なような場所。

すでに13時過ぎだったので、子供たちはお腹がぐーぐー!

さすがに何かつまむものくらいあるだろうと高をくくっていましたが、それすらもない!

出店の準備をしている風でしたが、まだあと数時間は何もないだろうなという雰囲気。

イベント担当的な人がいたので、どこで食べ物をゲットできるかと聞いてみたところ、”残念ながら、出店の準備が押していて、何もないのよね。。。”との回答!

”Merci(メルシー)!"と苦笑いしか出てこない。。。

さてどうしよう。また同じ船に乗って1時間かけて帰るか、1,5kmほど離れた最寄駅まで歩いて行き、とりあえず街中に戻るか。。。

結局最寄駅まで歩き、Parc de la Villetteの最寄り駅までメトロで行くことにしたのですが、それにしてもこのフランス人の計画性のなさ(すみません!)には呆れるしかない(涙)。

というわけで、”お腹すいた!!、”疲れた!”との小さなぼくちんからの攻撃と、炎天下の中ひたすら歩くという2重の苦痛(笑)を味わいながらやっと駅に着き、メトロに乗ってLa Villetteまで戻ることができました!Navette Fluviale(遊覧船)に乗る予定の方、遊覧船自体は快適だし面白いですが、落ちに要注意!

さて、La Villetteでは、普通の公園にはあまり見られないような多くの遊具があるので、子供たちは大興奮。

雰囲気は写真を見て感じていただけるのではと思います。

また、おすすめはLa Villetteから遊覧船の乗り場(メトロJaures)の辺りまで、運河沿いをお散歩すること!

プールや水上遊具やチェス、カフェなど、大人も子供も楽しめるアクティビティが盛りだくさんです。

我らはすでに歩き疲れていたので、雰囲気を楽しみながら岐路に着きましたが、プールは夕方4時半頃でも入り口付近が長蛇の列で埋まっていました。

子供とのパリは正直楽ではありません。

けれどもLa Villetteは、まさに子供天国!と言っても過言ではないほど、子供仕様なイベントが多く盛り込まれていて、とてもありがたい場所だと感じました。

パリのまた違った顔を見てみたい方にもおすすめです♪

 

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