昨日は会社の恒例クリスマスパーティーでした。

この時期はどこもかしこも忘年会やらクリスマスパーティーやらで大忙しだけど、この恒例クリスマスパーティーにかけるイギリス人の情熱はすごい!どこの会社も大なり小なり何らかの形でクリスマスパーティーをするようだが、うちの会社も例外でない。それどころか、かなり派手に盛大にやっている。

さて、去年のテーマ(ドレスコードとも言う)は20年代ファッションだったけど、今年はさらに時代が遡り、ビクトリア風。

images-1 Unknown-1images-2(映画 ”アーティスト”より)

 

 

 

 

 

 

 

 

さすがにビクトリア風のドレスコードを満たすのはかなり至難の技であるので、実際にビクトリア風のドレスを着ていた社員はおそらくほとんどいない。けれども女性はみ〜んな華やかにイブニングドレスを着飾っていました。男性はもちろんタキシード。なので、朝からオフィスには様々なドレスがハンガーにかかっていて、いつもの無機質なオフィスが、まるでお花畑のようになっていました。そして夕方からは女子トイレが、衣装替えとメイクアップで大変なことになっていました。

日常生活ではこうしてドレスアップをする機会があまりないので、男性も女性もみ〜んなここぞとばかりにめいっぱいドレスアップを楽しんでいるようでした♪

さて、会場は実はテントなのだけど、中に足を踏み入れるとそこは全くの別世界。テントの中にいるとは思えないくらい、立派にそして素敵に”ビクトリア風”の世界が広がっている。まずはバーのスペース。

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クリスマスと言えば、もちろんシャンパンで乾杯!

同じ会社でも他の部署の方々とはあまりお話をする機会がないので、このようなバーでカナペをつまみながら、シャンパン片手に色々な人と交流できる時間はとても貴重です。

小一時間ほどおつまみ・お酒を楽しんだ後は奥にある別のテントに移動し、3コースディナー。会場はこれ。

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それぞれ好きな席に着席し、舞台でフラフープダンサー等のショーが始まる。やはりアングロサクソンの国はエンターテイメントの国だと改めて思いました。素晴らしい演技力!やたら男性社員がパシャパシャ写真を撮っていたのが面白かった♪

ちなみに去年は驚くべき技を持つマジシャンがそれぞれのテーブルに回り、お見事過ぎるマジックを披露してくれていました。

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テーブルの上にあるつつのようなものはクリスマスクラッカー。イギリスのクリスマスでは必須グッズのようです。どのように使うかと言うと、隣の人とクラッカーの端っこを引っ張り合って、真ん中の部分を取った方が勝ち。中からブリティッシュジョークの書いた紙やちょっとしたおもちゃ、そして様々な色の紙でできた王冠が出て来ます。ディナーの間中、下の写真のようにみんな王冠をかぶった状態で食事を楽しみます。クラッカーもかわいいし、子供から大人までみんなで盛り上がれるおちゃめで楽しいイベントであります。

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さて、ディナーもメインが終わり、デザートに入る頃に、スピーチが始まり、宝くじがあります。

そしてその後はご想像通り、ダンシングタイム!となるわけです。

というわけで、今朝は通常通り8時半にオフィスに着きましたが、シーン。ほとんど人がいない。休みをとっている人も多いようですが、パーティーの翌日はみんなゆっくりと通勤するのが恒例となっているようです。

時々、こうしてドレスアップをし、”仲間’たちと食事とエンターテイメントを楽しむのもいいもんだなあと改めて感じた楽しいひとときでした♪

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