子供を通じて出会ったママ友達。

実は大学も学科も同じだったことが判明!

しかも彼女もかつてイギリスとフランスで生活をし、欧州でMBAを取得。

学年が数年離れていたので学生時代は会わずにいたものの、何という偶然と何というご縁!

そんな彼女と母校を訪ねて学食をいただいて来ました!

かつてはおんぼろ校舎とモダンな校舎が入り混じったキャンパスでしたが、ここ数年で何とも立派でモダンなキャンパスに!

いや~、今の学生さんたちが羨ましいくらい!

こんなに素敵で快適な校舎だったら、意味もなく居ついちゃいそうだし、勉学のモチベーションも上がるのでは!と思ってしまう。

しかも当時の学生よりも、今の若い子たちの方が、まじめでしっかりしているように見えるのは気のせいなのだろうか。

そういえば、当時から図書館は立派だったので、ママンはよく朝一で大学の図書館にこもっては、調べものをしたり、語学の勉強をしていたっけ。

素敵になったキャンパスを歩きながら、そんなことを思い出した。

希望と夢、自由とエネルギーに満ち溢れた大学時代。

若さが故の不安定さや孤独、自信のなさといった負の部分があるとは言え、発展途上の、そして未完成の美を感じずにはいられなかった。

いや、とはいうものの、アラフォーになった今でもまだまだ発展途上で未完成ではあるのだけど、長い人生を四季で例えると、大学生は”春”!

青春真っただ中で青い、青い!

あれから20年近くの年月が流れた今は、おそらくそろそろ夏も終盤。

早いもので、気持ちお日様が傾きかけて、秋がすぐそこまでやってきているようにすら感じる。

焦ってもしかたないのだけど、やっぱり時間の速さに必死に追いつこうとするものの、なかなか追いつくことができず、気が付いたらもうすぐ2018年も終わってしまうところまで来てしまった。

大学を卒業してから5、6年は同級生たちの間でもそれほど人生の歩みに大差はない。

ところが、30代に入る頃から結婚する人が増え、子供が生まれ、退職して主婦になる人がいたり、海外転勤をする人がいたり、転職する人がいたり、新しい趣味やコミュニティーに没頭する人がいたり、離婚する人がいたり、起業する人がいたり、田舎暮らしを始める人がいたり、と、とにかく人生が十人十色になってくる。

そして今日は、良くも悪くもSNSが普及しているため、他人の、一見華やかに見える人生がいやでも垣間見えてしまう場面が多い。

となると、やはり自分に持っていないものを持っている人と比較して、不安になったり、嫉妬をしたり、惨めな気分になることもある。

けれどもよくよく考えてみると、全てを手に入れることはできない。

結婚して子供がいる人は安心感や温もりはあるかもしれないけれど、自由は制約されるし、一人ではなかった責任や問題に対処する必要性が生じる。

専業主婦をしていると、仕事をしている友達がかっこよく見えたり、充実してそうで羨ましくなったりする。

一方で、仕事をしていると、子供との時間が十分に持てないことに罪悪感や不安感を抱いたり、自分は身勝手なのかな?という気になってきたり、体力的にも精神的にも多大な疲労感を覚えたりもする。

それでも、こうして十人十色な生き方ができる現代はやはり幸せだと感じる。

個人個人の素質や状況は違うのだから、それに合った、カスタマイズされたあり方が一番無理なく自然でしっくりくる気がする。

その中で折り合いをつけ、自分が一番心地よく感じる最適値を見つけて、納得するしかない。

自分の中での最適値を見つけるには、色々と試すしかない。

結婚してみたり、子供を産んでみたり(子供は生んでしまうと後戻りできないので、試すという言い方は違う!)、主婦になってみたり、パートをしてみたり、ワーママになってみたり。

その中で時間をかけて、自分が、そして家族が一番心地よくハッピーでいられるあり方、やり方を見い出せばよい。

そんなことを若いエネルギーに満ちた大学生たちを見ながら、かつての自分を思い出しながら考え、ママ友彼女とのおしゃべりに夢中になっていた。

もはや、”ママ友達”ではない。

やはり共通の何かがある!というのは人を早急に、そして強烈に結び付ける。

実は彼女とは昨年に初めて会ってから、まだ数回しかゆっくり話をしていない。

けれども、会うたびにおしゃべりに火が付き、炸裂する。

単なるママ友とは確実に違う、何か、深い大きな感情が渦巻いているのを感じる。

信頼、いや、愛着とも言えるかもしれない。

それにしてもこの結び付き。

もし大学時代に出会っていたら、先輩・後輩の関係になってしまい、ここまでフラットに仲良くなれなかったんじゃないかと思うと、タイミングがいかに大切かということを思い知らされる。

ちなみに学食のお味はというと、やはり500円程度のレベルでした(笑)。学生の頃はそれなりに美味しいと感じていたけれど、やはりお口が若干肥えてしまったのか。

とは言え、ボリュームはすごい!

そんなところにも若さを感じた母校訪問でした!

最後に悩めるミドルエイジクライシス(フランスでは40歳の危機という言葉があるくらい、アラフォーは人生で悩み時だとか!)についての記事、ミドルエイジクライシスを侮ってはいけない、それから、何とも勇気づけられ同時に尊敬に値する働き女子の記事「ソニー社員、社長、助教」をこなす27歳の素顔、を見つけたので、ご興味ある方は是非読んでみてくださいね♡

今日も最後まで読んで下さり、どうもありがとうございます♡

コメント一覧
  1. Riezon より:

    て活かしたタイトルでしょう、悩めるアラフォー母校訪問、言い得て妙!

    早速、読ませてもらいました。
    いつものことながら筆力に脱帽、ドンピシャに言語化してくれてありがとう。
    この記事は、完全にノンフィクションだわね。
    我々の等身大が等身大の言葉で綴られていることへの感動がありました。
    でもね、その一方で、矛盾するような面白い発見があって。というのも、あくまで第三者として客観的にこの記事を読んでみたら、そこに登場する悩めるアラフォー女性2名は、かなり熱量が高い生き方をしているな、と感じられたの。全力でもがいていて、本人たちは本気で悩んでるんだけど、傍から見るとまだまだ人生にワクワクしてて、余力もあって、素敵な生き方している人たちに感じられた。もとい、我々、まんざらでもないというか、自覚している以上に楽しく生きてるってことなのかなぁと思ったのでした。モラトリアム長すぎという説もあるけど(笑)悪くはないよね!

    そうね、もはや、ママ友という感じではなくなっちゃったよねぇ。
    四ツ谷であなたとバイバイと別れた後、この歳になっても、ちゃんと自分を出し合える友だちと出会えるものなのだなぁと、胸にかみしめるものがありました。ありがとう、これからも、よろしくお願いしまーす!

    • ママン より:

      きゃ~、Riezonさん、ありがとう💛
      早速読んでいただいたとは!
      矛盾するような面白い発見って何だろう、って思いながら読んでたら、”なるほど~、そうなの?!そうかも!!、いや、そうだよ、そうだよ!!”とウキウキしてきたよー。
      確かに、何だかんだ言って熱量高い生き方してるというのは、まさにそうだわー、と思いました。
      自覚している以上に楽しく生きてるかあ。これまた、そうかもしれない!と思えてきた!
      意外と自分自身が一番気が付いていないことってあるもんね。
      でもそれをわかりあえて、発見し合える友達がいるってやっぱり素敵なことだと思いました!
      ありがたい存在だわ~。
      実はあの後、ブログのキャッチフレーズを変えてみたり、ツイッターのプロフィール変えてみたり、色んなインスピレーションがわき、やる気モードに改めてスイッチが入ったんだ。
      本当にありがとねー!
      こちらこそ、これからもよろしくお願いします♡

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