やっぱり母として働くことは難しい!

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と常々感じながら日々過ごしてはいるものの、時々、”そろそろ限界?”と思えて来たり、”本当にこれでよいのだろうか?” という思いに苛まれる。

何が難しいって、母としての責任と同時に仕事の責任がある。二つの全く異次元の役割に対する責任を抱えていることになる。。片方は子供のお世話、教育、そして成長を手助けし見守る、というこれまた重大な責任。まさに、”ライフ”(命でもあり、生活でもあり、そして人生でもある”ライフ”)に対する責任。一方で、報酬を得ている一社員として業務を遂行する責任がある。しかも仕事には様々な人が関わっているので、同僚、上司や部下、会社、取引先等、関係者すべてに対しての責任となる。もちろん自分で産み落とした子供の命ほど大切な責任はないとは思うけど、それでもやっぱり社員としての責任も社員でいる以上きちんと果たす義務がある。

責任というのはどんなかたちであれ、”やらねばならない”ことなので、程度の差こそあれ、脳や体は”ストレス”と認識するのだと思うのです。

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何だか時々、両サイドから体を引っ張られて引っ張られて、そのうち”ぷちん”と切れてしまうんじゃないか、と感じることがある、ってそんなに激しく働いているわけでは全くないのだけど。イメージ、イメージ(笑)。そう、時々、仕事で対処すべきメールやタスクが次から次にノンストップで来たり、ぼくちんたちから、”遊んで”攻撃、”おしゃべり”攻撃、”あれして、これして、これ食べたい、あれ持ってきて”攻撃があったりすると、”お願いだから、leave me alone!!!"と叫びたくなることがある。ふー。

と会社では1日中、様々な仕事の要求と責任を果たし、家に帰宅したら、途端にぼくちんたちからの要求と責任に追われ、もちろん帰宅してぼくちんたちに会えるのは嬉しくて嬉しくてたまらないのだけれど、彼らが床について、穏やかに寝息をたててくれるまでは、一息つく間もない。子供の寝顔があまりにかわいく見えるのは、きっと親の”やっと寝てくれてありがとう!”の気持ちが入っているから尚更なんだろうな、と思ったりもする。

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また、子供がいながらにして会社勤めをしていて大変なところは、会社のペースに、自分の生活、そして子供の生活を合わせないといけないところ。1年に取得できる有給休暇数は決まっているし、業務によっては休暇を取得できない時期もある。子供の学校で何かイベント等があっても、毎回休んでイベントに参加することは難しい。また子供の学校の登校時間や下校時間に合わせて出勤時間を変えるわけにもいかない。

子供の送り迎えを自分で果たすことができないことにより、子供のクラスメートのママさんたちとのコミュニケーションも希薄になる。よって情報が入って来なくなるばかりか、ママさんたちと仲良くなるチャンスも暇もない。

子供が病気になったらなったで、そのために会社を休むとなると、そのたびに会社や上司、もしくは同僚に対して、多少なりとものストレスを感じる。かと言って、シッターさん等に頼んだら頼んだで、子供の辛い時にそばにいてあげられない自分を責め、罪悪感と、何て自分は冷たい母なんだろうか、という自己嫌悪に打ちのめされそうになる。

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どんなに仕事が充実していても、どんなにやり甲斐を感じていたとしても、”本当にこれでよいんだろうか”、という迷いと、母である責任を十分に果たしていないという罪悪感からは逃れられない気がするのです。

男性はその点、仕事をして当たり前、という前提が浸透しているので、きっとそのようには感じないのだろうなと思う。そういう意味では、選択肢がなくて大変だなとは思うものの、あーだこーだ考えなくてよくて楽だろうな、と思ってしまったりもする。

たぶんすべての人に、そしてすべての状況にオールマイティーに対応する正しいやり方、というのはないと思う。でも、母として、一体どんな生き方が、子供にとっても、家族にとっても、自分にとっても一番バランスがとれていて良いのだろうか、と日々考えている。

誰かに答えを出してもらって、その通りにするのが一番楽なんだろうな、って思うけど、それじゃあ満足できない自分がいるんだろうな、と思ったり。人って複雑!ライフも複雑!

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