日本は今頃、楽しい楽しいゴールデンウィークが終わる頃。新緑の香りと心地のよいそよ風に囲まれて、とっても爽やかな陽気を堪能されたことと思います!
さて、先週まで肌寒くまだまだ冬のコートを手放せないような日々が続いていたロンドンですが、やっと気持ちのいい季節がやって来ました?
まずは日がとっても長くなったこと。
これは特に晴れた日は最高です!だってだって、仕事終わって帰宅してもまだまだ外は昼間のように明るい!ということで、外でピクニックディナーだってできるのです? 数日前の夕食は、うちの前の公園で、ピッザでピクニック!大人も子供もテンション上がる、上がる!!
靴をぬいで、裸足になって、夕日を体いっぱい浴びながら芝生に思いっきり寝転がる!最高?
ほのかに香る芝生や土の香りも最高?
夕日のあたたかな優しい光に包まれる感覚も最高?
そして、優しく耳にささやくそよ風も最高?
また、赤や黄色や白やピンク、様々な色でかわいく咲き乱れる花々も最高?
それから、柔らかい黄緑色の新緑に灯された木々も最高?
春はすべてが新しくって、生命力がみなぎっていて、光に包まれていて、街行く人々の表情から笑顔が増えて、元気で愛らしくって、美しい季節。
ずっ〜と春だったらいいのに!って思うけど、そうしたらきっとこの美しい春の美しさが光らなくなり、ありがたみもなくなるんだろうな、って思う。
実際、このよい季節はたったの2、3ヶ月で去っていく。パリでも感じていたけれど、ロンドンもしかり。8月になった途端、秋めいて来てしまう。秋の訪れが早く、その後、グレーで寒々しくって寂しげななが〜い冬が始まるのです。
だからなんだろうな、パリやロンドンでは、ちょっと暖かくなって、ちょっと明るくなると、冬眠から目覚めたもぐらのように、み〜んな、一気に外に出て、街が人で溢れる。そしてまだ寒いでしょ!というときでも、ここぞとばかりに、色とりどろのノースリーブや、ショートパンツ、ミニミニワンピにサンダル姿をお披露目し合っている。
この最高の季節だからこそできること、それから、この季節でないとできないこともいっぱいある。
ちなみに去年は、こんなこと(家の屋上でピザディナー)もしたし、
子供たちが夏休みで祖父母の家に行っている間にはこんなこと(運河沿いやリッチモンド公園をサイクリング!)もした。
リッチモンドパークに生息する鹿さん!!
この晴れて暖かくて、最高な季節はとっても気まぐれで、すぐに心変わりをしてしまう。限られた最高な季節を今年もたっぷりと堪能しようと思う?