サイトアイコン ロンドンの色・パリの味

パリを感じさせる古都金沢

というわけで、前回に続き金沢小旅行の旅行記を少しばかりお裾分け。

もし近々金沢に行く予定のある方がいらっしゃいましたら、ご参考いただける部分もあるかもしれません♡

さて、東京から北陸新幹線に揺られること約3時間。

夢の金沢駅に到着しました。

途中、軽井沢を通過した辺りから窓の外は雪景色。

と同時に、日本海が近づけば近づくほど面白いくらいに雲が増え、東京ではあんなに真っ青な空に輝いていたお日様が、完全に厚い雲に覆い隠されてしまっていました。

ザ北陸、な冬の空模様です。

そんな曇り空の金沢駅に到着したのはまだチェックイン前の時間。けれども、荷物を預けるために一旦ホテルに向かいました。

ホテルは駅から徒歩5分のとても便利なところにあるホテルマイステイプレミアというビジネスホテル。

今回の旅は街中を散策することが目的だったので、交通の便を優先的に選びました。

便利なところにあるし、新しいので小綺麗でゆったりとしたスペースが確保されているにも関わらず、かなりリーズナブルな価格。まさに家族連れにありがたいコスパ良しなホテルです。

ホテルの写真と立地条件、そして値段を見て即決しました!

実際、とても快適で、金沢旅行に行かれる方におすすめできるホテルです(豪華さを求めるのであれば違いますが、シンプルで快適さと利便性を求めるのであれば花丸です!)。

荷物を預けてもらってからは早速観光!

まずは駅からさほど遠くない近江町市場に向かいました。

ところが残念なことに、お正月ということもあり、ほとんどのお店が閉店。

市場の活気を求めて行ったのに、ガラガラでシーンとしていて、寂し気でした。。。チーン。

気を取り直し、次は金沢城へ。

近江町市場から徒歩10分弱。すぐでした!

丘の上にり、開放的な広大な敷地に佇むお城。まるで模型のおもちゃのように整然としています。

子供たちは、お城にはさほど興味を示さず、道端や広場に残っている雪で雪遊びを開始(涙)。

少しばかり城内を散策した後、少々疲れたので休憩所のカフェで一休み。

抹茶やスイーツは普通においしいのですが、何と言っても器がとても素敵で、更に気分上昇♡

後々知ったのですが、その素敵な器こそ、かつて「加賀百万石」と呼ばれて栄えた金沢の伝統工芸の一つである九谷焼の器だったのです。

この、彩り豊かで品のある模様に一目惚れ♡

素敵な空間で、素敵な器と美味しいスイーツに癒されご満悦な家族は(特にママン)は、その後、金沢城に隣接する日本三名園の一つである兼六園へ向かいました。

密かに雪化粧を纏った兼六園を期待していましたが、雪はところどころに残っている程度で、完全なる雪景色を堪能することはできませんでした。

とは言え、美しい!他にどんな言葉が出てこようか。

息を呑む美しさです。

洗練、繊細、芸術的と表現しても過言ではないと感じるほど自然を上手に芸術に見立てているような、芸術的な自然。

何とも”禅”な空気漂う空間。

雪吊りを施された松の木々。ところどころ雪化粧を纏う苔。

石造りの丸橋。池。

わび・さびを感じられる美意識の高い公園です。

そんな”美”を後にし、次はひがし茶屋街に向かいました。

美しい出格子と石畳が続く古い街並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されているようです。

伝統工芸品や和菓子、カフェが多くあり、子供たちが一緒だったのでゆっくり周れないことは残念でしたが、いつの日が子供たちが大きくなってから改めて夫婦水入らずで来たいね、なんて夫と話していました。

この日、金沢駅に到着した頃は曇っていたのですが、徐々にお日様が顔を出し、兼六園を散策している頃には青空が一面に広がっていました!

天気予報はずっと曇りもしくは雪だったので、しっかり防寒対策をして行ったのですが、あれ?!と気が抜けてしまうほど寒さもそれほど厳しくなく、むしろお日様の光に包まれて心地よいお天気!と感じるほどでした。

これは予想外の嬉しい驚き!

とウキウキしてたのもつかの間。

ひがし茶屋街を散策していると突然雲行きが怪しくなり、激しく雨が降り出しました。

そしてしばらくしたらまた雨が止み、晴れ間が。。。

何だかロンドンを思い出す天気でした。

至る所で傘が販売されているのはこのためね!と妙に納得。

金沢は雨の街のようです。

と、こんな風にして駅に戻り、お腹がすいてご機嫌ななめの子供たちをなだめるがごとく、空席のあったお蕎麦屋さんで夕食をいただきホテルに戻りました。

よく歩きました!

結局バスに乗ったのはひがし茶屋街から駅に帰る20分程のみで、その他の行程は全て徒歩。おそらく合計で5キロほど歩いているかと思われます。

5歳の小さなぼくちん、途中ワンワン言いながらも頑張りました!

続きます。

 

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