サイトアイコン ロンドンの色・パリの味

南仏、コートダジュールでの休暇①

さて、そうこうして24時間以上かけてようやくパリに到着。

有難いことに実家に到着したのが夜だったので、後はシャワーを浴びて寝ることを考えるのみ。

日本はそろそろ朝になる!という時間なのでぐっすり眠れる自信はなかったものの、やはりさすがのママンの体も疲労には勝てず、すんなりと、そしてぐっすりと3時頃まで眠ることができました。

ちなみに子供たちは1時過ぎにはお目覚め!

その後はもうお目目ランランしちゃって、静かに二人でゲームに励んでいました(涙)。

こうしてフランスでのバカンスの恒例、時差ボケとの闘いが始まるのでした。

さて、こんな風に幕開けした今回のフランス滞在ですが、到着翌日は一日パリでゆっくり。

お天気もよかったのでヴァンセンヌの森にある動物園に行って来ました。

私たちがパリに住んでいた頃、リノベーションの工事が開始した動物園。出来栄えを見たい!と夫の強い要望のもと、行って来たわけです。

敷地が巨大なので、動物たちも広々のんびりとできている印象でしたが、正直、何かが物足りない!という感覚。平日に行ったからなのかもしれないけれど、どこか盛り上がりに欠けるというか、楽し気な雰囲気に欠けるというか、そんな若干チーンな雰囲気が否めませんでした。

その割に大人の入場料が20ユーロ(2600円程度)。ロンドンの動物園は当時25ポンド(3600円程度)で相当高いと思っていましたが、それなりに満足度は高かったのです。

ところが、パリのこの動物園は正直10~15ユーロくらいが妥当ではと感じてしまいました。

さて、そんな批評家的なことはここまでにして(笑)、動物園のお散歩を楽しんだ翌朝は、パリのリヨン駅からニースに向けて、6時間の電車の旅の出発です。

ママンファミリーは電車の旅が大好き💛

特にママンはこのマルセイユ付近からニースへの路線がたまらなく好きなのです。

地中海の青い海と青い空、オレンジ色の屋根の家々、深緑の木々、赤土、そんな鮮やかな色どりの景色を窓から眺めながらの電車の旅。最高に心躍る、そして心が浄化される気分になるのです。

今回の例に漏れず、地中海沿いの鮮やかな景色を堪能して来ました!

今回はなぜ南仏に行ったかというと、①ニースより車で約30分程山の方に行った町、Vance (ヴァンス)に住んでいる夫いとこの家族に会いに行くため。②南仏に会社の取引先があるので挨拶に行くため。③香料の仕事をするにあたって、グラースは香料(香水)のメッカであるため、改めて”香料”をテーマに南仏を見たかったため。④夫いとこの知り合いのエッセンシャルオイルを作る農家を訪れたかったため。

とそんな理由から、今回のフランス滞在で南仏はある意味マストであったのでした。

とは言え、改めて大好きな南仏に偶然夫のいとこが住んでいて、幸運にも”離れ”がある大きな家に住んでいること、そして奇跡的にも、家族みんながそれぞれ気が合い、会うのを毎回楽しみにしてくれ家に招待してくれる、ということに改めて有難さを感じました。

おうちの敷地には大きなオリーブの木が数本あります。

2階の子供たちの部屋からは地中海が見えます。

大きなテラスで目前に広がる山を眺めながら食事をすることもできます。

この場所に来る度に、実は時間ってゆったりと流れているんだなーということに気が付き、心も体も芯からリラックスできるような、芯からリチャージできているような気分になるのです。

東京での日々は実はとても気に入っているけれど、あの日々のせわしなさって何なんだろう?毎朝の通勤電車の苦痛に耐える理由て何だっけ?そういえば”食べる”という行為も日々の義務のようにしてしまっていたなー、とかそんなことを考えてしまいました。

もちろん、現在私たちは、非日常にいて、これが日常な彼らにとってはきっと私たちが想像もできないようなストレスや日々の苦労があるのかもしれないけれど、こうして自分たちとは全く異なるライフスタイルに触れると”気づき”があり面白いなーと改めて感じました。

そんな素敵な南仏の街で素敵な家に住むいとこ家族。

おおよそ同年代の娘ちゃんたちが3人いるので、子供たちは大はしゃぎ。

我が家にはいない犬や猫もいるので、これまた我が家のボーイズたちは大喜び。

いとこ夫婦はオーガニックの信者(笑)なので、いただく料理や食材もやはり美味で洗練されている!

ママンは学ぶことがたんまりです!

モバイルバージョンを終了