サイトアイコン ロンドンの色・パリの味

パリの夏休みーその②

さて、パリの夏休みの続き!

ロンドン住まいのママン家にとってパリへ行く(帰る)目的は家族と友達に会いに行くこと、それからおいしいものを食べること!

友達に関しては、パリへ行く時期が夏休みもしくはクリスマスの時期が多いので、残念ながら友人達もまたそれぞれ帰省をしていたり、旅行をしていたりすることが多く、タイミングが合わなくて会えないことも多々あり。それでもたまたまタイミングがあった友人たちと会うのは毎回とても楽しみだし、エネルギーのリチャージができる🎵

それから、おいしいもの❤️ これはもうイギリスから来たら天国!普通のスーパーに行くだけでも楽しいし、夫実家の冷蔵庫などはお宝がいっぱい詰まっているように感じるほど。

そして毎度のごとく、今のうちにおいしいものを食いだめせねば(むしろ危機感)!と、ここぞとばかりに食い倒れをしてしまうので、たった数日の間に若干お肉がつき、パンツがきつくなったりする。あ〜やっちゃった、といつも思う、けれどもこればかりは学習しない。だって、おいしいものが食べられる幸せには変えらないもの(笑)。

さて、ある日の昼間はお友達とその息子くん(息子くんとうちのお兄ちんは生まれた頃からしょっちゅう一緒に遊んでいた)と一緒にパリプラージュ(パリのビーチ)へ行って来た。

パリプラージュは毎年夏の間(7月20日頃から8月半ばまで)に約一ヶ月ほど、セーヌ川沿いを砂浜にし、ヤシの木やビーチデッキやパラソルを設置したりし、セーヌ川をビーチにしちゃえ!という催し。こういう”遊び”に一生懸命になりお金をつぎ込むパリ市、そしてそんなフランス人たち、好きだなと思う❤️

そんなパリプラージュ。実はパリに住んでいた頃も毎年夏に一度は足を運んでいた。”ビーチ”な空気に包まれ、何だかのんびりできるし、よい気分転換になる。しかも子供たちが遊べるエリアも比較的充実しているので、結構気に入っている。

お兄ちんたちはと言えば、小さなぼくちんに時々邪魔されながらも、一生懸命二人で砂でトンネルシティーを創作していた。本当に子供たちは何もなくてもちゃんと遊びをクリエイトできちゃうからすごい!

ママたちも息子たちも、それぞれ川(いやいや、ビーチだから海だ(笑))の風に包まれながら、友人との再会を楽しんだ。

 

そしてまたある日の夜 (実はこの日はママンの27歳(笑)!の誕生日だった)は夫と二人で大好きなジャズハウスへ行って来た。サン・ミッシェルにあるCaveau de la Huchetteというところ。パリに住んでいた頃に時々、夫と一緒にライブを聞きに兼踊りに行っていたママンたちお気に入りの場所。ちなみに平均年齢はおそらく65歳といったところ。いつ行ってもご年配の方々が多い。やはりロックやスウィングが60年代に流行っていたから、というのが大きいのか。ちなみにうちの夫くんは、おばあちゃんたちにモテモテ❤️ロック会場に行くと、必ずと言っていいほどフリフリのドレスを着て真っ赤な口紅を塗った70代くらいのレディーズにウィンクされたり踊りに誘われたりしている(笑)。

さすがフレンチ!恋愛に年齢はありません(笑)。

実はママンと夫との出会いはロックンロール(スウィングのようなもの)ダンスのレッスン。ちょうど10年前の今頃(出会う直前!)、私も夫もそれぞれダンスにかなりはまっていた。そして出会ってからもよく一緒に踊りに行っていたのだ。ロックンロールが私たちを接近させてくれたと言っても過言ではない。自由で不安定で初々しくって、危なっかしくも楽しい日々であったことを、久々に夫と手を取り合ってダンスをしながら、あの頃のそんな感覚が鮮明に蘇って来た。

嬉しかったのが、意外とダンスのスキルが落ちていないような印象を受けるくらい、お互いの息も合い、それなりにうまく踊れたこと!体はきちんと記憶しているんだなーと人間の神秘に改めて感心したのでした。

というわけで、とても楽しく深い幸せ、そして二人の歴史を感じられたバースデーの夜だったのでした!

踊りと音楽。人生を豊かにする一つの大きな素材であると確信する🎵

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