昨日もまたイブから続き、朝からクリスマスモード。
子供たちはイブの宴会で遅く寝たにもかかわらず、サンタさんからのプレゼントへの期待に大興奮。早朝にベッドから飛び起き、ツリーの下のプレゼントを確かめにかけて行きました。
午前中はサンタさんからのプレゼントのおもちゃを組み立てたり、夢中に遊んだりで、あっという間に過ぎ、1時頃からはまた数時間に渡って続くクリスマスのご馳走。うちは日仏夫婦なので、2日間とも夫の家族と過ごしていますが、これが仏仏カップルだと、24日は彼女の方、25日は彼の方、といった具合に、それぞれの家族を訪れることが一般的のようです。
さて、デザートが終了した頃(4時頃)からは近所の家々を訪れては、シャンパン片手にそれぞれの屋根の下で、またおしゃべりの嵐。6時くらいに戻って来て、みんなが集まった頃に、ツリーの下に散りばめられたプレゼントをそれぞれ渡し合う。どうやらご近所さんちではベビーブームのようで、兄弟のうち2人がパパやママになっていた。とのことで、もちろんお祝いを持ってご挨拶に。
とまあ、こんな具合にとっても賑やかなアフターヌーンなのでありました。
家族、親戚、ご近所との団欒ももちろんとても大切な時間なのですが、せっかくパリに来ているのに、ほとんど外に出ることもなく、デーブルを囲んでのひたすら食い倒れな2日間。そろそろ外の空気に触れたい!街の雰囲気を感じたい!ということで今日は午前中からパリの街へ繰り出しました。
しかも今日は快晴!この時期のパリは通常どんよりグレーなのですが、今年はあまり寒くもなく、しかも青空!パリらしくないっちゃーないけど、私はやっぱり青空が好き?? 気分も上がるし、どんなにグレーが似合う街とは言え、やっぱり青い空と太陽の光に包まれると街の美しさがより一層際立つ気がするのです。
パリ時代に仲良くさせてもらっていたお友達(彼女とはパリに来た当初にクラスメートとして出会い、その後も密な時間を過ごし、お互い一人目の出産も同時期であったというある意味戦友なようなお友達なのです)家族とランチタイムから会う予定だったので、ちょっと早めに街に出て、約束の時間前にノートルダム寺院付近をお散歩♪
この青空と少しばかり冷えた空気が日本のお正月を彷彿させる感覚でした。
想像していたより、パリの街は活気づいていて、変わらずの美しさを身にまとっていました。
そしてパンテオン!遠くにはパリのシンボル、エッフェル塔が見えます。パンテオンの前にはまだツリーがちらほら。
ランチはイスラム教寺院のモスクにて。このモスクはレストランとハマムがついているので、パリ在住時代は時々、ハマムに行って、日々の疲れを癒していました。
ここのレストランは子連れにやさしい店(よくアラブ人の大家族が集まって食事をしている姿を見ていたため)と認識していたので、今回ここを選びました。久々の再会で、ママンたちばかりか、子供たちも大興奮でした!
ランチの後は隣のJardin des Plants (植物園?!)へ行き、子供たちは走り回り、親たちは時々追いかけながら、ゆっくりと穏やかな午後のひとときを楽しみました。
やはりパリの街は美しいです。そして人々の心をウキウキさせる”何か”がある、といつも思うのでありました。