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クリスマスに向けて

ついにこの季節がやって来ました!

この時期は寒さも厳しくなるし、夕方4時には暗くなるし、ともすると寂しげな雰囲気になりかねないのですが、クリスマス前は別!街中の至るところで大きく華やかなツリーが登場し、ライトアップが始まり、お店にもかわいいグッズが並び始め、それとともに人々もウキウキしだし、師走でソワソワながらも何だか心弾む季節なのであります。

小さい頃、一年で一番好きなイベントはクリスマスでした。もちろんサンタさんからプレゼントをもらえることもそうですが、何より、アドベントカレンダーを開けたり(オーストリアのおばあちゃんが毎年送ってくれていました。しかも当時のアドベントカレンダーは開けるとかわいい絵が描いてあるのだけど、チョコレートはついていませんでした、いや、もしかしたら単にチョコなしのを送ってくれていたのかもしれません。)、ツリーの飾り付けをしたり、サンタさんにお手紙書いたり、クリスマスクッキーを焼いたり、と様々な準備をすることがとてもウキウキで楽しかったと記憶しています。

(これはちなみに去年のうちのツリー)

うちは母がオーストリア人なので、今思えばクリスマスはかなり本格的だったと思います。まずは、ツリー。必ず本物を飾っていました。しかも4、5年使い回し。毎年毎年、クリスマスが終わったら、庭に植え、次の年には一回り大きくなったツリーをまた鉢に植え替え家に入れる。そして5年もたつと大きくなり過ぎて家の中に入らなくなる。毎年飾っていると愛着もわくし、しかも本物のもみの木は何より香りがよい。手元に当時の写真がないのが残念だけど、飾りもオーストリアのもの。繊細にデザインされた小さな小人たち、天使、それからガラスのボンボンなど。確かチョコレートも綺麗な紙に包んで吊るしていたような。ライトアップは今思えばとても危険だけど、ろうそくでした。いくつかのろうそくを、ツリーに挟んだうそく立てにさし、暗くなった頃に火をつけて、色とりどりに飾られたもみの木をやさしく照らすのでした。私にとっては、もみの木の香りとろうそくの香りはまさに当時のクリスマスにまつわるスウィートメモリーを蘇らせるマジックなのであります。

と思い出話はここまでにして、今週末は、クリスマスに向けて少しずつ家の中の雰囲気作りを始めました。まずは最近M&S で一目惚れして買った靴下!実は前々から図太い毛糸を買って、ぼくちんたちのために靴下をあみたい!と思っていたのですが、これを見た瞬間、まさにこれ、私がイメージしていたもの!とついつい買ってしまいました。サンタさんがちゃ〜んと、このおうちには子供がいる、とわかるように窓に吊るしています。

そして、こんなキュートなスノーマンに見つめられてしまい、これまた放っておけなくなり、彼も購入!かわいすぎる!

そしてテーブルに置くためのリース。近くのマーケットで入手。

かなり不格好だけど、ろうそくに火をつけたら、きっとそんな彼も美しく輝くことでしょう。

そして、やっとお兄ちんの活躍の場が!

クリスマスクッキー作り!クリスマスソングを掛けながら、材料と器具の準備!小さなぼくちんは、何だか楽しそうな雰囲気に、自分も参加したいとキッチンにやって来たのですが、結局小麦粉と水を混ぜたりしながら、キッチンとお洋服をだいぶ汚してくれ、しまいにはお兄ちんにも邪魔者扱えされて終わってしまいました。来年にはきっと小さなぼくちんも活躍できるはず!

これはお兄ちんと一緒に作ったクッキーたち。アイシングは初心者なのでもちろん上手とは言えないけれど、楽しく仕上げることができました。手作り感溢れていてよいことにしよう!

ツリーはまだですが、着々とクリスマスに向けて準備が始まっています。心温まるクリスマスを迎えるために♪

 

ちょっとおまけ。

このロンドンの赤バス。週末に学校で開催されたクリスマスフェア(バザー)で手に入れたのだけど、よくできているのです。

蓋を開けるとほら、様々な人種の乗客が席についているのです!

木のおもちゃって味があってとても好きだけど、これは本当に素敵でよくできていて、ずっとキープしたいおもちゃなのです。

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