サイトアイコン ロンドンの色・パリの味

モンブランとカフェと読書のヒュッゲ時間

少し時間がたってしまいましたが、ヒュッゲな3連休の続き。

日曜日は、午前中はお掃除!

お天気も良く、気温も高かったので、ここぞとばかりにバスタオルやシーツ等、大きなものを洗濯したり、お風呂や台所を念入りに掃除をしました。

棚の奥で眠っていた(涙)賞味期限の切れた調味料や、取っておいていたけれど結局使わずに溜まってしまっていた紙袋や古くなってしまったフライパン等を処分。

やはり”断捨離”は気持ちいい!!!

家が軽くなり、心も軽くなった気分。

そして台所もすっきり!

ランチは久々に家族で、約4キロ離れたところにあるお気に入りのピザ屋さんまで自転車で行って来ました。

今となっては我が家にとって、家族でのサイクリングは当たり前の光景となっていますが、パリ・ロンドン在住時代は、子供たちが小さかったというのと道が危なかったということもあり、家族サイクリングというのがなかなかできなく、憧れの的だったのでした。

こうしてふと思い出してみると、欧州時代は、”これしたい”、”こうだったらいいな”と夢物語のように語っていたことが、今は結構実現していることが多く、これは幸運なのか、それとも人生とはこういうものなのかよくわかりませんが、とにかく何てありがたいこと!と強く感じます。

例えば、家族サイクリング。子供たちがあまり大きくならないうちに、こうして家族でサイクリングをするのが習慣になるといいなー、とか、子供たちが日本語を普通に話せたらいいなー、とか、習字をできらたなーとか、日本にいる友達の子供たちと定期的に遊べたらなーとか、そんな些細なことだけど、当時の私にはまるで現実離れした夢を見るような感覚で思っていました。

それが、今はお手の物!

おっと、ピザの話から飛んでしまいました。

ピザは変わらず美味しく、家族全員ご満悦で家路に着きました。

その後は、少し家のテラスでコーヒータイムをし、近所の公園のお祭りへ行って来ました。

夕食はたくさんの野菜を詰め込んだ野菜スープ。レシピは過去にも投稿しましたが、我が家の定番スープです。

日曜日はこんな風にしてのんびり過ごしました。

そして月曜日、体育の日。

数週間前の勤労感謝の日と同様、世間は祝日であるにもかかわらず、子供たちの学校は通常通りあったので、夫とママンは日中は夫婦水入らず。

もちろん例に漏れず、我らは昼間ののんびりデートを楽しみました。

こういう時間があると、子供たちとはなかなか一緒にできないことをしよう!となり、映画とか美術館、買い物という選択肢もありましたが、今回は二人ともじっくり読みたい本があったので、カフェで読書をすることにしました。

そして我ら夫婦に選ばれたカフェは、代官山の蔦屋書店と併設されているスタバ。

ここは素敵なテラス席とグリーンエリア、そして蔦屋書店の本を読めるという何とも”いい感じ!”なカフェ。

結局2時間ほど居座ってしまいました。

それにしても、カフェ時間、そしてカフェ空間、大好きです(ちなみにこの日は全く写真のことを考えていなかったので下の写真は以前ロンドンで撮ったものです)。

コーヒー片手に寛ぎながら読書。時々おしゃべり。控え目に流れるジャズの音色もまた心地よく、周りの雑音(おしゃべりなど)もこれまた耳に優しく、むしろ無音の空間に一人でいるより、読書や勉強に集中できるような気がします。

スタバはどうやら、家と会社の間の”場”を作りたい、とのコンセプトで始まったとか。

まさに、家と会社の”間にある”みんなが集まるくつろぎの場所となっているように思います。

さて、スタバでたっぷり読書をした後は、偶然開催されていた猿楽祭に繰り出し、出店のインドカレーをいただきました。スパイスたっぷりの個性派テイストで、ママンはとても好きなお味でした!出店の方々も明るく楽し気で、何だか更にお味が美味しく感じられました。

何を買うのかではなく、誰から買うのか、というのが満足度を左右する大きな要因であると改めて感じさせられました。

そして食後はやはり”しめ”が必要です。最近”シメパフェ”というのが流行っているようですが、私たちにとっての”しめ”はコーヒーです。

これまでエスプレッソは濃すぎるし苦すぎるしで、全く美味しいとは思えず、むしろ苦手分野でしたが、どういうわけか最近、エスプレッソのあの強烈さが少しばかり好きになり、それなりに楽しめるようになりました。

というわけで、元々強烈エスプレッソが大好きなハーフイタリアンな夫と、食後のお口直しを求めて、コルドンブルーでカフェタイムをすることに。

エスプレッソだけを求めて行ったはずでしたが、何と、大好きな秋の味覚であるモンブランの姿をガラスケースの中に発見♡

目が♡になり、心に火が灯り、モンブランが食べて~♡と訴えかけて来ているような錯覚を起こし、何ともセクシーな誘惑に負け、ついに手を出してしまいました(笑)。

いや~、久々に食べるモンブラン。

美味し過ぎる。これぞ幸せ♡

モンブランは幸せの種だわ~、と思いながらその繊細な秋のお味を堪能したのでありました。

ちなみに夫は、出店のランチが全然足りていなかったようで、大きめなパン。

というわけで、こうしてヒュッゲな3連休を過ごした我が家でした。

ヒュッゲとは、お金をそれほどかけずに、好きな人たちとのんびり楽しく時間を過ごすこと、そんな心地の良い時間の過ごし方を言うようです。

 

 

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