さて、我が家の日本での生活も早1ヶ月半。
お陰様で今のところ、家族全員、それなりに楽しく元気に過ごしている。
まず、夫くんはというと、通勤電車の混雑状況には、”いわしの缶詰め”状態で地獄だー!と言っているものの、多国籍チームからなる仕事、及び、日本の生活全般にはとても満足している様子。特に、毎日900円前後でバラエティーに富み、洗練されたとても美味しいランチが食べられるところに感激しているよう(笑)。
それから清潔で安全な街並み。ほとんど時間通りに機能する交通機関。丁寧なサービス。温暖な気候。。。
もちろん今はまだ、新しい文化や生活を発掘段階であるため、すべてが新鮮で楽しい時期であるに違いない。きっとこの先、どこかの時点で、”何でこうなんだ?!”、”フランスやイギリスだったらこうだったのに!”という場面が出てくるだろう。けれども、とりあえず出だしとしてはとても良好であるように見える(よしよし❤️)。
お兄ちんはというと、毎日ランドセルを背負って、近所の普通の学校に通っている。何で毎日宿題あるの〜?!と文句を言いながらも、泣き泣き漢字練習をしている。クラスのお友達はniceだけど、あまり遊びに誘ってくれない、とこぼしていることもあった。日本のお友達の方がnicer(rude(失礼)な子が少ないと)だけど、イギリスのお友達の方が"funnier"(もっと面白い)とうことを言っていた。言葉をきちんと理解していないからでしょ!と心の中で突っ込みつつも、子供ながらに様々なことを日々学び、感じている様子が伺えたのでした。
小さなぼくちんは、時々一時保育に行っている。イギリスでは9月から毎日楽しくナースリーに通っていたし、もうすぐ4歳になるので本当は毎日何らかの教育機関に通った方がよいと思っている。けれども幼稚園は短期間では入れないし、保育園も今の時点では一時保育というかたちで、空きがあるときにしか入れない。幸い、今のところ週2日もしくは週3日で通えている。
ただ、一時保育を申請するにあたって、母親が子供を預かることができない理由を申告する必要がある。ママンの中では、子供はある一定の年齢になると(2歳か3歳)、”教育機関”でその年齢に応じた”教育(遊びも入る)”を受けた方がよいと信じている(集団生活の仕方や友達とのやりとりを覚えたり、また施設でしか学べない様々な事柄を学ぶことができるから)。なので、私にとっては、子供の教育そして"well-being"のため子供を通わせたい、と思っているのだけれども、選べる項目としては、緊急事態が発生してどうしても子供を家で預かることができない、仕事があるため預かることができない、もしくは母親のリフレッシュのため、の3つしかない。要は上記のどれかの理由に該当しない場合は、基本的に子供を預けることができないのだ。ママンは仕方なく母親のリフレッシュのため、ということでお願いしている(確かにこれも全く当てはまらないわけではない(笑))。
小さなぼくちんはどうやらロンドンのナースリーの方が楽しかった様子。今でもよく、ぼくのAirplane school(彼の中では飛行機に乗ってから世界が変わったから、飛行機に乗って戻ったところにある学校ということでAirplane schoolと呼んでいるのだと思われる)に行きたい、と言っている。もしかしたら、彼の言うAirplane schoolはお兄ちんの学校と同じ敷地内にあったから、安心して通えていたのかもしれない、と思ったりもする。
とは言え、今通っている保育園も、ママンと別れるときだけは泣きそうになったり、ぐずぐずしたりするものの、一旦教室の中に入ったら楽しく活動しているようなので、あまり心配はしていない。
ママンはというと、13年ぶりに味わう日本の秋、そして日本でのゆったりとした生活を堪能している。洗練された美味しい食事、ぽかぽかした気候、そしてやはり全てがスムーズに機能するインフラやサービスは本当に有難いし、穏やかな幸せを感じる。そしてもちろん家族との時間、そして少しずつ、昔からの友達や大学時代にお世話になった教授、本社勤務の元同僚たちとも会えて、これまたとてもハッピーな気分なのであります。
これからまた新天地での生活が始まり、様々な諸手続きやら荷解き、小さなぼくちんの幼稚園・保育園探しが始まる。そして全てが落ち着いたら自分自身の”職”を探さねば!と思っている。
なので今のうちに子供とのゆったりと流れる時間を満喫していこうと思う今日この頃なのであります。
ちなみに今日の写真は、昨日行った横浜市の三渓園で撮ったもの。何とも趣のある美しい秋の庭園に、”きれい!”、”きれい!”の連発でした。「息を呑むほど美しい」とはまさにこのこと。日本の秋は本当に美しい。こんなに素晴らし景色を見ているだけでも幸せを感じる❤️ので、皆様にもおすそ分け🎵