手軽に非日常が味わえる「映画」。
日常に追われて忙しいときこそ、敢えて時間を確保してフィクションの世界に浸りたい。
新しい世界を見たい。美しいものを見たい。五感を刺激したい。そして感動したい!
我が家では、ママンはラブストーリーやドラマが好き。夫はアクションが好き。なので、二人で一緒に観るときは、どちらも楽しめる”コメディー”になるわけです。
というわけで今日は最近観た(若干遡るのもある!)コメディーの中でも、フランスと関わりのあるもの、そして、”観てよかった!”と思えた3つの作品をご紹介!
まずは「最高の花婿」。
数年前にフランスで大ヒットをしたという映画。フランス、ロワール地方の敬虔なクリスチャンのとある家族。4人娘のうち3人がそれぞれ、アラブ人、ユダヤ人、中国人と結婚。両親は末娘に希望を託す(白人フランス人のクリスチャンと結ばれること)が、結局彼女もアフリカ出身のボーイフレンドができる。。。文化や宗教の違い、食事の習慣の違いにより、家族内で不和が生じることも多々。果たしてそんな家族に平和は訪れるのでしょうか。
まさにフランスの現状を反映していて、フランス社会の複雑さと豊かさが、軽いタッチで垣間見られる素敵な映画です。移民国家フランスという国を知るという意味でも、また純粋にヒューマンドラマを楽しむという意味でも、そしてまた国際結婚(といっても映画に登場する花婿たちはフランス育ちの移民たち)について考える、という意味でも楽しめる映画です。
お次2点は、お料理系。グルメな方たちは、料理の映像を観ているだけでも楽しめるかも?!
「シェフ! 三ツ星レストランの裏側へようこそ」
ジャン・レノが三ツ星レストランのシェフを務め、20年来の三ツ星を守るために奮闘するお話。自身がスランプに陥ってしまい危機にたつレストラン。そんな時に、素人だけれど天才的シェフ、またその愉快な仲間たちに出会い、レストランを守るために立ち上がる!その奮闘の舞台が面白ろおかしく、そして危なっかしく、ついつい笑ってしまうのだ。お気楽な気分で楽しめる映画です。
最後に、「マダム・マロリーと魔法のスパイス」
舞台は南仏。格式あるフレンチレストランの目の前に、インド人ファミリーが家族で移住して来て、インド料理店を開く。スパイスから醸し出される強烈な匂いやインド音楽にうんざりするフレンチマダム。そして険悪な関係になる両者。傍、惹かれ合うインドファミリーの息子とフレンチレストランの副料理長。料理を通して次第につながっていくインドファミリーとフレンチマダム。淡い恋心を蘇らせるインド人息子とチャーミングな副料理長の駆け引き。心あたたまるハートフル❤️な映画です。
というわけで、ハッピーフライデーの夜にぴったりな映画を紹介させていただきました。よい気分に浸っておやすみなさい❤️