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雨の伊勢神宮と憧れの伊勢志摩

とうとう3連休も終わってしまいました!

と言っても、つい最近まで年末年始のお休みがあったのに、むしろ、また休みか~!と思ってしまう3連休でもありましたが、それでも休みの日はあまりに心地良くて、終わってしまうと少しばかり憂鬱になったりもするのです。

さて、そんな心地の良い3連休ですが、我が家は今回は特にどこにも行かず、まさに”静”なる時間を満喫しました。

土曜日は恒例のヨガから始まり(お兄ちんはその間ラグビー。小さなぼくちんはパパとの二人時間を満喫)、午後はのんびりバルコニーでお茶をしながら読書、音楽をかけながらアイロンがけ。そして、食料品の買い出し。

何も特別なことはしていないのに、何だかあたたかな幸せを感じるこういう時間。結構好きだったりします。まさに、家族でまったり!というヤツです💛

この日は、スーパーで魚介類があまりに美味しそうだったので、我が家は私以外はあまり魚介類は好まないのですが、買ってしまいました!そして、ブイヤベースに初挑戦!初めての割に、めちゃめちゃ美味しくできました。さすが海の幸。おそらく失敗するこはむしろできないんじゃないかっていうくらい、良い出汁が出ます。

そんな風におうちタイムを楽しんだ土曜日。日曜日は、午後から、神楽坂に住むお友達ファミリーから”ガレット・ド・ロワ”をやろう!とお声がかかり、お邪魔して来ました。

3家族で集まったのですが、お友達と友達の旦那さんがそれぞれ作った2つのガレットをみんなでいただきました。それぞれ違うレシピを使っていたので、お味もそれぞれ違う!けれどもどちらも違っていてそれはそれはおいしい!

ガレットはここ数年日本にも少しずつ定着した感がありますが、フランスでは1月6日に行う伝統的なイベント。

味がおいしいだけではなく、その”王様ゲーム”がまた楽しいので、大勢が集まる機会があったときにガレットを食べると盛り上がること間違いなしです💛

結局お友達のお宅では夜9時過ぎまでお邪魔していました。

夕食は予定していなかったので、子供たちがお腹がすくころに、パパ組が買い出しに出てくれ、ママたちはおしゃべり!子供たち用のパスタや唐揚げの他に、チーズ、バゲット、ワインやらをたっぷり買い込んでいたところが、さすがフランス人です。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、今日は伊勢旅行の続き!

名古屋で楽しい時間を過ごした翌日は、ついに伊勢に向けて出発です。

窓を開けると、まさかの雨!天気予報を見ていたので、予想はしていたのですが、どこかで外れてくれることを期待していました。ところが残念ながら的中です。

雨がしとしと降る中、伊勢市行きの電車に乗り込みました。

名古屋から伊勢まではおよそ1時間半。

電車の本数が予想以上に少なく、結局伊勢神宮外宮に着いたのは11時を過ぎていました。

雨の中の伊勢神宮。年末なこともあり、雨にも負けず、風にも負けず、かなり多くの人が参拝に来て来ました。

とは言え、何とも雨に映える神社よ。

その日の朝は”雨”にかなりがっくりでしたが、神社についてみると、雨だからこそ醸し出せるであろう幻想的で荘厳で、神々しい雰囲気が何とも美しく息をのむほどでした。

伊勢神宮は神様にお願いごとをするのではなく、感謝をする場所と何かで読んでいたので、子供たちにはお参りの際は”感謝”の気持ちを伝えるよう予め伝えていました。

お参りをするとついつい神頼みをしたくなってしまいますが、確かに、むしろ日々何事もなく健康に生きていけていることにまずは感謝せねば、と反省です。

伊勢神宮の美しさの一つに、何百年も神様とともに見守ってくれているかのような、苔に包まれた杉の大木たちがあるような気がします。

全く華美ではないけれど、晴れの日も雨の日も風の日も静かに強く佇む姿。大きくて優しくて寛容で、底知れないパワーを持っているだろう杉の木たち。

そんな木々を見ていると、ふと、“わびさび”という言葉が頭に浮かびました。

雨にしたたる強く美しい大木に手を当て、良いエネルギーを頂戴させてもらいました。

子供たちも神社の神秘的な空気に、何かを感じているようでした。

改めてやはり神社は雨が似合う!

そんなことを思いながら外宮の境内を散策し、伊勢うどんをいただいて腹ごしらえをしてから、タクシーで内宮に向かいました。

外宮から内宮まではおよそ4キロほど。タクシーで10分ほどかかりました。

内宮また若干雰囲気が違いますが、やはり 内宮では皇室の御先祖と言われる最高位の神様、天照大御神をお祀りしているからか、外宮よりも、更に神々しい空気に包まれている印象です。

また、内宮鳥居前のすぐ横から延びる「おかげ横丁」は、江戸時代から明治時代の街並みを再現した商店街。レトロで趣のある街並みを楽しみながら、ご当地グルメも楽しめる、何ともワクワクで心弾む通りでした!

と、そのころにはすでに雨が靴の中までしみ込んでしまい、かなり芯から冷えて来てしまっていた私たち。美味しい甘酒に心身共に癒さしました~。

さすがに冷たい雨にそろそろうんざりしていたので、足早に駅に向かい、最終目的地である賢島を目指し特急電車に乗り込みました。

続きます!

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