サイトアイコン ロンドンの色・パリの味

2019年に学んだことー仕事編

今日は一つの素敵な本を読み終え、何だか温かで、頑張ろうと思えるようなポジティヴな気分に浸っていました。

読んだ本はこれ。

「三つ編み」。フランス人映画監督レティシア・コロンバニさんの小説家デビュー作。 フランスでは100万部を超すベストセラーとなり、32言語に翻訳され、各国で話題になった作品です。

何かを通して同書の存在を知り、ずっと読んでみたいと思っていて、ついに手にした本。

すぐにストーリーにのめり込んでしまい、あっという間に読み終えてしまいました。

物語の舞台はインド、カナダ、イタリア。それぞれの国で主人公となる女性が理不尽な人生に奮闘しつつも、前向きに前進する姿が描かれています。そして、”三つ編み”を通して、何の接点もない3人の人生が繋がっていくというストーリー展開。

女性にとっては共感できる部分や感情を揺さぶられる部分が多々あり、男性にとっても是非、女性理解を深めるためにも手にしてもらいたいおすすめの一冊です。

さて、今日は、忘れないうちに(笑)、2019年に学んだことを羅列してみようと思います。

まずは仕事編

継続は力なり

とにかく続けること。諦めずに、毎日できることを積み重ねること。その繰り返しが、気づけば大きな力になっている。

20代、30代の頃に積み上げてきたスキルや経験、人々とのコネクション等が今になって、”あ~、こうして活きていたんだ!”と感じることが増えるのが40代であるのかもしれない、とちょっとした兆候を感じている。

2019年はプロジェクトを立ち上げた直後。きちんと咲くのかどうかもわからない”種まき”に時々うんざりしながらも、とにかくできることを地道に続けてきたら、少しずつ芽が出るではないか!ゆっくり伸びる芽もあれば、いきなり花が咲く芽もある。もちろん全く出ない芽もあるが(涙)。

とにかく日々の小さなステップが数年後の大きな成長につながることを日々実感している。

長所が生きる仕事をすることで最大限の自分を発揮でき自分にとっても組織にとってもプラスになる

短所や苦手分野の克服も大切であるけれど、仕事をするなら断然長所が活かせる分野や業務を選ぶこと。苦手分野の克服に時間と労力を費やしやっと普通レベルになるのなら、苦手分野には目を瞑って、”できる”部分を更に伸ばした方が、自分も楽しいし、周りの役にも立つ。

それぞれ得意分野を発揮でき、苦手分野を補い合える環境。それが組織として最適であるということ。

だからダイバーティーが必要であり、集合の中で“個”が活きるのだ。

人にはそれぞれの特徴がある。得意分野や長所もあれば苦手分野や短所もある。それぞれの長所が活かせる適材適所。これこそがまさに組織の力が最大限に発揮でき、1+1>2になるということ。

自分の信念と一致することをする

経営の神と呼ばれているドラッガーも言っている。

「人間は、自分が納得した価値を感じる場所で働くべきである」と。

会社の社風や価値観、扱っているサービスや商品への思いや信念がマッチしていること。

”これは違う!”と感じてしまうような環境にいたり、扱っている商品を心から良しと思っていない状況にいると、”ミスマッチ”を埋めるのに”無理”する必要があり、ストレスが生じる。ストレスが積み重なるとそのうち爆発するか歪が出て来るのが常。

会社であれば、部署や扱う商品を変えて解決できることであれば、是非そうするべきだし、自分の力ではどうにもならない場合は、自分の価値観にマッチする環境を探しに行く勇気を持つことが大切なのではと感じました。書きながら、これはなかなか付き合いをやめられない男女の関係にも似てる!と思いました(笑)。

気持ちのよい人間関係&信用と生産性(効率)が比例するということ

日本市場はあらゆる分野でかなり飽和状態にある。もちろんどこかに必ず穴があり、そのニッチ市場を狙うのも手だけれど、扱う商品がすでに市場にありふれている場合、どうしたら売れるだろうか。

価格競争しかないのか?と思ってしまっていたが、あらゆる試行錯誤を通して実際そうでもない可能性があることに気がついた。

商品は人に売るわけだが、人は必ずしも商品を選んでいるのではなく、人を選んでいる、ということ。

サプライヤーから買う場合もそうだ。どうして自分はこちらのサプライヤーの商品を選んだのかと考えてみると、コミュニケーションがとりやすい、人が好き、信頼できるから。そんなところい行き着く。

もちろん価格的に全く見合っていなかったら仕方なく安い方を選んでしまう。ビジネスのサバイバルに関わるから。けれどももし、同等の品質のもので、価格が若干高額だとしても、やはり気持ちの良い人、信頼できると感じる人から調達する。その方が最終的にはビジネスの長期的成長が見込めるから。

信頼している人、気持ちの良い人とわかっていれば、物事を頼みやすいし、交渉もしやすい。Give and Takeの発想が自然と生まれる。となると、取引が効率的になり、生産性が上がる。

やはり全てのベースは人間関係、気持ちの良いコミュニケーション、そして信頼であると実感した1年でありました。

その他、細かい部分での学びは多くありましたが、全般的には上記のようなことを学びました。

今年は、昨年の学びを活かしつつ、日々精進していこうと思っています。

次回は2019年に学んだことー子育て編を書いていこうと思います💛

それではよい一日をお過ごしください💛

モバイルバージョンを終了