サイトアイコン ロンドンの色・パリの味

ご機嫌女でいるために

桜が満開な今日この頃、毎年毎年同じことを思うのだけど、改めて桜の幸せパワーに感動する。

約1年という月日の間、着実に成長しながらも、静かにじっくりとこの瞬間をまだかまだかと待ちわびていたかのように、ぱあっと、一気に花開き、木々が桜色に染まる。

我が家から最寄り駅までの間にある桜並木を歩きながら、ついついそのあまりの美しさに、何度も何度も写真におさめてしまう。

そして、そんな写真キラーはもちろん私だけではない。

桜並木はおおよそ通常通りのペースでは歩けないほど、優しい笑みを浮かべながらカメラやスマホを片手に立ち止まっている人でごった返している。

そこにいる全ての人の心が、桜のようにぱっと明るくウキウキしているのがわかる。

そんな景色を見るのが好き💛

まさに、心が躍るとはこのこと。

そして、毎年変わらず美しく咲き誇る桜に、“いつも幸せと喜びをありがとう💛”と感謝する。

何と幸せ溢れる季節!

さて、こんな風に桜たちが私たちに喜びをもたらせてくれるこの春という季節はいいとして(笑)、皆様はどのように自分のご機嫌とりをしていますか。

私は昔からよく、“穏やかだよね~”、と言われていました。

自分では、結構喜怒哀楽が激しいと思っていたので、穏やか、と言われるたびに驚いていましたが、確かによく自分自身を観察してみると、あまりご機嫌斜めになることがない。

ほぼ気分は一貫していてそれほど波はなく、基本的には上機嫌であるのがデフォルトである。

時々、何等かの原因により自分でも驚くほど自分が小さく感じたり、周りがグレーに見えたり、究極に悲観的に感じる瞬間はあるけれど、大抵一日過ぎれば元のご機嫌な自分に戻っている。

この前ふと、どうしてなんだろう?と考えてみた。

思いついたことは3点。

①自分の思考回路は至ってシンプルであること。

②他人の嫌な部分や行動、世の中のネガティブな側面に対して鈍感であること。

③自分を喜ばせるもの/ことを知っていること。

ではないかと思っている。

①自分はシンプルであるということ、どういうことかと言うと、あまり他人を疑ったり、裏の意味を探ったり、打算的に解釈したり、ということはしない。というかできない。

悪く言えば、だまされやすい。それは自覚している。けれども、心のどこかで、だますよりだまされる方がましだと思っているので、あまり深刻に受け止めていない。むしろ、だますようなことをしなきゃいけない状態になってしまっている人に対して同情の念が沸いてくる。

と言う風にあまり複雑な構造になっていないので(笑)、もしかしたら人間関係において、無駄な労力を使っておらず、余裕が生まれ、必然的にご機嫌でいられるのかもしれない。

②ネガティブに鈍感であることについては、おそらく生まれもった素質なのではと思うのだけど、あらゆる人や物事に対しての許容範囲が相当広そうなので、そんなに他人の行動や言動についてイライラすることがない。

昔、職場で、“あの人のあのやり方には我慢ならない”とか、“あの人のあれ、イラつく”とか、そんな風に日々他人の愚痴ばかりいっていた先輩たちがいた。

私は“ほーほー”と話は聞いていたけれども、自分は特に彼らに対してイラつくこともなく、優しく教えてもらえてむしろ助かっていたと感じていた。

確かに不器用な人はいるし、それによって他人に不快な思いをさせてしまう人はいる。けれども、それが悪意のあることではないのがわかるので、自分に機嫌を損なうことには繋がらない。

多分、自分の中で、人はこうすべき、という基準値や期待値を設定していないからかもしれない。無意識的にありのままを受け入れているところがある。

そして、無意識的にネガティブなことをフィルターにかけているのか、マイナス要因とされることについては至極鈍感である。

③自分の喜ばせ方をしっている、これは、ご機嫌でいるための大きな要因かもしれない。

例えば、お日様の光を当たる良い気がもらえる!と感じているので、晴れた日は必ず外に出る。散歩をする。お日様の当たるお店でランチする、等、できるだけ光を浴びるようにしている。

それから朝の体操。これも心と体が元気でいられるためには、欠かせない。実際、体操した後はいつも気分爽快になる。

夜の一人時間、心休まる音楽を聴きながら本を読む、DVDを観る、ブログを書く、クラブハウスを聞く。。。これらの活動もかならず気分が休まる、上がる、爽快になる、という風に自分がポジティブの方向にいくことを知っているからやっている。

後は、定期的に友達と話す、田舎に行ってリチャージする、心と体が喜ぶ料理(特に和食)を食べる、芸術に触れる、スパに行く、旅行に行く、直観的に好きだと感じるホテルに泊まる等々、心が躍ることをする。

自分ではそれほど意識はしていないけれど、とにかくHappyであることが自分にとっては最高に心地がいいので、常にそれを求めて日々過ごしているし、人生設計をしているように思う。

私のデフォルトがそういう風になっているので、それほど他人を羨むこともないし、割と日々、穏やかな心でいられる。

とは言いながらも、もちろん私も夫に対してイラっとすることもあるし、自分の常識にそぐわない状況に直面すると、“あり得ない!”と怒りに近い感情が込み上げてくることもある。

それはもう人間の性なので仕方がない。

皆様にとっての心の栄養は何ですか?

ご機嫌でいる秘訣は何ですか?

モバイルバージョンを終了