実は、ロンドンでは”ホームパーティー”というのはそれほど頻繁に行われることはないようだ。

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と、こんな題名をつけておきながら、おかしな始まりとなってしまいましたが、ホームパーティーに関して言えば、パリでは、家に友人たちを呼んでディナーやフェット(パーティー)をするのは日常的だけれども、ロンドンではソーシャランジング(人との集まり)は家ではなく、パブやパブレストランのようなところでするのが当たり前のようだ。

だからなのか、週末の昼間、パブをのぞくと人がいっぱい。子供付きの家族連れも多く見かける。

ママン家が住んでいたところは非イギリス人も多くいたからなのか、実はよく家でソーシャランジング(アフターヌーンティーやホームパーティー)をしていた。

その中でもいくつか素敵なパーティーがあったので紹介しようと思う!

まずは最新から遡って、ママン家のLeaving party(さよならパーティー)。

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欧州でのパーティーはお誕生会や結婚式を含め、基本的には主催者側が全て準備をする。なので招待された側は手ぶらで来ることも大歓迎(もちろん通常、お花やらワインやらを持参して行くことがほとんどだけど)なのだ!

ママン家はご存知の通り夫がフレンチなので、今回のパーティーはフレンチアペロにすることに!

なので開始時間も夕方4時過ぎ、と少々遅めランチ、早めディナーの時間帯。アペロは基本的にはワインとおつまみがメイン。

その週はパリで働いていた夫に様々なフレンチプロダクト(ワイン、チーズ、ハム、ソッシソン、フォアグラなど)を調達して来てもらい、準備を開始した。

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すでにダンボールが積まれ、壁の装飾などもなくなり、さみしくなった家。そんな中でのパーティーなので、何かで盛り上げねば!と、昔ながらのフランスのシャンソン(例えばEdith PiafのLa vie en rose)を聴きながら気分を盛り上げる。

テーブルを壁につけ、いすをリビングルームの周りに並べ、アペロのワインとおつまみを並べ。。。

この日のLeaving partyのメインゲストはご近所さんたちだったので、いつものメンバー(4家族)をご招待し、子供たちは子供たち同士、大人はワインとともに、大人の会話に花を咲かせる。

美味しいワインと、美味しいチーズと楽しい会話。

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アペロ文化を見て思うのは、やはりフランス人は人生の楽しみ方をよく心得ているなと。何ともシンプルだけど、人生において大事なことがこのアペロ文化に集約されている気がするのです。

美味しいものと、家族・友人との会話。That's it!(それだけ!)。

ご近所さんたちとはよくこういった気軽なホームパーティーをしていたので、正直、あまり特別感はなかったけれど、みんながそれぞれ幸せなひとときを過ごせたようで、とても嬉しかった❤️ そして悲しいさようなら、よりはいつものように楽しいままさようなら、の方がよっぽどいい!

 

そして今日はもう一つ!

これは仲良しご近所さんのママたちと企画していた"Come dine with me!"

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何かというと、5人のママたちそれぞれが自分の家で他4人のママさんを招待し、自国料理を振る舞う会。月1のペースで催していたので、5ヶ月間に渡るご近所イベント。

これは最高に楽しく、最高に美味しいミニイベントだった。

そもそもそれぞれ5人の出身地が異なったからできたイベントでもある。

ニュージーランド、南アフリカ、スペイン、フランス、そしてママンの日本。

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でも、別に国籍にこだわる必要はない。それぞれが自分の得意料理一品を振る舞えばいいのだ!

近所なので、時間を気にする必要もなければ、ワインの飲みすぎを恐れる必要もない。何ともリラックスでき、ゆっくりと会話を楽しめ、そして各国家庭料理を満喫できる。

出来栄えなんて別にこだわる必要はない。大切なのは、みんなで手料理をいただくこと、そして楽しい時間を共有することなのだ。競争でもなければ、誰かが出来を評価するわけでもない。

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こういう楽しいイベントを日本での日常生活の中でも時々盛り込んでいけたらなーと思う今日この頃でありました。

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