最近は週末に1時間ほど、お兄ちんと近所の公園でテニスをしている。

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(ちなみに写真は夏の映像。今は木の葉もなく、かなりさみしげです)

とても幸運なことにうちの目の前には、かなり大きな規模の公園がある(実は公園の前に住むことが夢でこの物件を選んだのであります!)。ミニゴルフ、テニスコート、卓球台、カフェなどがあり、大きな木も多く、りすやきつねが多く生息している。きれいに整備・維持はされているものの、結構野生的な公園である、とも言える。

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というわけで、せっかくテニスコートがあることだし、お兄ちんも小学校の放課後クラブや学校が休暇な度にテニスのレッスンをとっている、そしてママンは運動したくてたまらない、というように様々な要因を考慮すると、一緒にテニスをしない理由はないでしょ(何だか英語を日本語に直訳したような変な日本語になってしまった涙)!とのことで、ここ数ヶ月、時々一緒にテニスをするようになったのです。

公園のテニスコートの管理がまたかな〜りテキトーで、看板には1時間7ポンドと書いてあるものの、実際には7ポンドも払ったためしがない。入り口の小屋に管理人がいるはずなのになぜか小屋が閉まっていて、でもテニスコートは開放されていたり、例え管理人がいても”今日はクリスマスシーズンだからただでいいよ!”と、無料になったり、この週末は、”子供と一緒だから半額でいいよ”、と。。。ラッキー!と、ありがたいことではあるけれど、あまりにテキトーな対応に、笑えてくる。そういうゆるいところ、結構好きだったりするけれど、時々他人事ながら、管理の方は大丈夫なのかな?と心配になったりもする。

あらま、本題からだいぶはずれてしまいました(涙)。

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さて、はじめは、お兄ちんと一緒にテニスをすることができるようになったことに、彼の成長を感じ、とても嬉しくはしゃいでいたママンでしたが、実際に打ち合いを始めてみると、だんだん、”この〜!!”と思える場面がちらほら。

お兄ちんの負けず嫌いぶりは百も承知だったとは言え、何かにつけて、”ボールが低すぎる、高すぎる、遠すぎる、強すぎる”と、うまく玉を返せない度にこのように始まる。こちらが少し何かを言ってみようものなら、”ああ言えばこう言う”、と言った具合に色々と言い訳の説明が始まる。また、ちょっと試合風に点をつけて競ってみようものなら、”今のは、なし、これはカウントできない、このゲームのルールはそうじゃない”。。。となり、必ず彼が勝つように、どういうわけかうまい具合に状況に応じてルールが変更される。もともと彼が勝てるようにルールが仕組まれているのか、と思えてくるほど結構巧妙だったりする。しかも、これは実はテニスに限った話ではない。どんなゲームをしてもお兄ちんを相手にする場合、勝敗ははじめから決まっているのです。

いや〜、ママンは大人気ないと自覚しつつも、だんだんとうんざりし、しまいにはイラついてきてしまったりする。と同時に、ある意味、心からあっぱれ、お見事だと感心してしまったりもするのです。もしや、この子は将来、とても有能な弁護士になれるのではないか(ああいえばこう言えるところ、ルールを変えてでも必ず相手を説き伏せるところなど)、と親バカ風な発想をしてみたり。。。ん〜、とはいえ、やはり悩ましい。親として子供の負けず嫌いとはどのように付き合うべきなのだろうか。。。

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負けず嫌いは時として必要な気質でもある。負けたくない!勝つぞ!という気がそもそもなければやっぱり勝てないと思うから。とはいえ、あまりに激しいとまわりが面白くないだろうし、調和を乱すことにもなるだろう、と時々心配になったりする。けれども、友達とはうまくやっているようだし、定期的に練習や試合をしているサッカーではチームワークの精神を培ってくれているようだし、まあ大丈夫かな!確かに、自分も子供の頃を思い出してみると、ある程度負けず嫌いだったなあと思い当たる節はあるし、年齢とともに普通は落ち着いていくものだと思うので、やっぱり今のところはよしとして気長に見守ってあげよう!という楽観的な優しい結論に至りました(笑)。

何はともあれ、ちょっとしたゲームなのにそんなに全身全霊の気を込めてしまう子供ってやっぱり純でかわいいわ??

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