昨日は夫が休暇をとっていたので、久々に日中デートを楽しんだ。
まずは、今が見どころ!と聞いていた外苑前のイチョウ並木。
外苑前のイチョウ並木と言えば、大学が割と近かったので、大学時代に何度か友達とお散歩に行っていた懐かしの場所。
今が見どころなので混雑するに違いない!と考え、小さなぼくちんを9時に幼稚園に連れて行ってから、即電車に乗り現地へ向かった。
もうすでに結構人がいたものの、ん~、やはり美しい!
黄金に輝くイチョウたちよ!
何年たっても変わらず、いや、ますます美しさと荘厳さに磨きをかけてママンたちを迎え入れてくれた。
フォトジェニックなイチョウたちの写真を撮りながら、黄色いトンネルのお散歩。
こんなテラスでのお茶タイムなんて、何と心地よい贅沢なひとときだろうか、と想像してみる。
まだオープンしていなかったので、朝のコーヒータイムをテラスで楽しむことはできず、また来年~!と楽しみはお預けにし、黄色い世界を後にした。
次の目的地は、六本木ミッドタウンにあるサントリー美術館。
近所に住むアーティストの方に、「六本木開館10周年記念展 フランス宮廷の磁器・セーブル、創造の300年」の入場券をいただいたので、ありがたく行かせていただくことに。
セーブルとは、18世紀にフランスで誕生した、王侯貴族に愛され今でも世界中を魅了する気品高い磁器ブランド。
”マリー・アントワネットから草間彌生”とのキャッチフレーズのごとく、
宮廷で使われた磁器の変遷を、「18世紀」、「19世紀」、「アール・ヌーボーとアール・デコ」、そして「見ること1960年代から現代へ」と4つの構成から見ることができる。
保守的で閉鎖的であったセーブル磁器製作所が時間の経過とともに”外”に対してオープンになり、20世紀になってから、初の外国人協力芸術家として受け入れられた日本人彫刻家の作品にも出会うことができる。
優雅な作品たちを鑑賞し、何だか気分はお姫様気分♪
と盛り上がっているママンの隣で、夫は若干、退屈しているよう(涙)。
おそらく一般的には女性の方が楽しめるテーマなのかなと感じた。
さて、そんなセーブル展を後にし向かった先は、飯田橋にある日仏学院のラ・ブラスリー。
日仏学院と言えば、大学時代、パリそしてフランスに憧れ必死にフランス語を勉強していた頃に、時々図書館にお邪魔しては、”フランス”な雰囲気を味わいに行っていた。
行くたびに、フランス人の話す美しいフランス語が聞こえてきたり、たくさんの素敵なフランス語の本を眺めることができ、若かれしママンのフランスに対する”憧憬”、そして夢”がさらに強く深くなったのだった。
そんな懐かしの場所。
当時のそんなママンに、15年後に仏人夫を連れて同じ場所に戻って来るとは想像もできなかった!
人生は本当に面白い!と改めて思いながらも、当時の未知の世界に憧れる”ドキドキ・ワクワク”感が鮮明に蘇って来た。
時間が着実に流れていると感じた。
とは言え、実はたったの15年ほど。
何だかもっともっと時間がたっているような錯覚に陥るほど、随分昔な感覚だ。
さて、ラ・ブラスリーはというと、久しぶりに”フランス”を感じられた場所。
お店の方もほとんど全員フランス人で、まさにフランスのそこらにあるブラスリーな雰囲気。
前菜とメイン(1900円)をいただくことにした。
前菜は、キノコとホタテのサラダ。
ママンはメインは白身魚。夫は豚バラ肉。
味も見た目も申し分なく、ご満悦なママン夫妻。
この繊細で洗練された美しく美味な食の芸術。
ママンはやっぱりフレンチタッチが好きなんだなーと改めて感じたのでした。
というわけで、盛りだくさんな夫との昼間のデート。
自然や芸術の美しさに触れたり、過去の思い出に蘇ったり、美味しいものをいただいたり、と何とも五感の刺激されるあたたかなひとときを味わうことができました♡
最後まで読んでくださってありがとうございます☺
Wish you a sweet dream♡