金沢レポートがスパ日記に先を越され(笑)、少し時間がたってしまいましたが、思い出しながら素敵な金沢情報をお伝えできればと思います。

さて、1日目はそんな風にして過ごしたのですが、2日目の醍醐味と言えば、金箔ソフトと長町武家屋敷通り、そして一目惚れして買ってしまった九谷焼の優美な食器。

金沢は周知の通り、石川県の県庁所在地とは言え、割と小さな街。なので、歩こうと思えばママンファミリーのように歩いて周ることも可能だし、1日で見ようと思えば、それも可能なほど。

初日に割とハイスピードで周ってしまった私たち。

意外と2日目は半日ほどで全てみたいところを周れることが判明。

午後はどうしようね?何て話しながら、とりあえず長屋武家屋敷通りに向かいました。

繁華街の近くとは思えないほど静かな長町界隈に到着。

長町武家屋敷跡は、昔ながらの街並みの中に現代の生活が自然に溶け込み、独特な風情が漂っています。

足軽や仲間の家が公開されており、当時の階級制度の厳しさが伝わって来ました。

そして、突如として出現した「長町武家屋敷休憩館」。

立派な建物に入ると、金沢の地図やら見どころやらが掲載されたパンフレット展示され 、常駐の係の方々が親切に見どころを教えてくださいました。

というわけで、斜め前にあると教えていただいた「武家屋敷跡野村家」を見学しました。ここでは豪華な建物と“もののあはれ”を感じさせる繊細で美しい庭園を見ることができます。

2階にはお茶室があり、たてたばかりのお抹茶をいただくことができます。

子供たちが隣の待合室でのんびり寛いでいる間に、私たち大人はお抹茶と和菓子をいただきました。

窓の外に広がる美しい庭園を眺めながら静かにいただくお抹茶。

とても贅沢なひとときに感じられました。

さて、そんな野村家を後にし、気になっていた金沢21世紀美術館に向かいました。

モダンアートは正直、好きなような、好きでないような何とも言えない感覚をかつてから抱いています。これについては夫も同様。

時々、モダンアートとの括りで、“これは一体何?” “これがアートと呼ばれる意味がわからない”、といった作品があったりして、過去に美術館に行って不快感を抱いて帰宅したこともありました(感情を揺さぶるのがアートだから、それは十分にアートとしての役割を果たしている、と言われたことがありますが笑)。

なので入るか入らないから、その場の流れで決めようと話しながら、美術館に到着しました。

モダンでシックな建物で、周りのお庭にはいくつかのオリジナルなオブジェが展示されていました。これぞ、現代美術館!

入り口に行ってみると、長蛇の列!

すでにお腹を空かせている子供たちとこの長蛇の列に加わることは拷問、いや自殺行為だわーと感じさせるレベルだったので、迷いもせず、入館は諦めました。

素敵なデザインお手洗いと、クリエイティブで楽し気なお土産屋さんだけ堪能させていただき後にしました。

ランチは美術館の前にある兼六園内の昭和な食堂で、金沢の郷土料理、治部煮うどんをいただきました。

優しいお味のうどんです。

お昼の後はデザートでしょー!!!

腹8分目で終わりにしとけばいいのにー、と自分につっこみを入れたくなるのですが、せっかく旅行をして、現地のお味をデザートまで全て味わわないのはもったいなさすぎる!ということで、前日から目をつけていた、贅沢なハクイチの”金箔ソフト”をいただきました!

 

金箔に覆われたソフトクリームなので、そのお値段が高いのか安いのか見当がつきませんが、普通のソフトクリームの発想だと、891円とは何と高級なソフト?!という印象です。

さすがにお高めなので、興味を持ったお兄ちんとママンでシェア!

いや~、年始に金箔を食すとは、何だかおめでたいです(笑)!

さすがに金箔の味は感じられませんが、ソフトクリーム自体がめちゃめちゃおいしい♡こんな美味しいソフトクリークはいつ以来だろう?と真剣に考えてしまいました。

ペロリと食べてしまった金箔。

その後気になって、金箔についての歴史、また、どうして金沢なのか?について調べてしまいました。

雨の多い気候と、職人気質が大きく影響しているようです。ご興味のある方は、こちら

午後は結局街中で楽しめる新しいことを見つけられなかったので、バスで40分程の山中にある湯涌温泉に行くことにしました。

ここに記載するまでもないほど、まあ小さな村の古びれた公共温泉(すみません!それはそれで渋い風味を醸し出していました!)でした。

唯一素敵だったのは、雪景色を少しばかり眺めながら温泉に浸かれたこと。

2日目はこんな風にして過ぎていきました。

ちなみに夕食はなんとカプリチョーザのパスタ・ピザ(涙)。

カプリチョーザは普通においしいのですが、何も金沢まで行って食べなくても!とママンは思うわけですが、子供たちは日本食の連続にどうやら飽きが来たようで、仕方なしにパスタを食べた、というわけです。

子供が一緒だとどんなに旅行とは言え、大人の思惑通りにはいきません。

さて、翌日は最終日。残すところ近江市場での海鮮丼のみ!ということになりましたが、その前に、何と金沢在住の大学時代のお友達が、赤ちゃん連れでホテルのカフェまで会いに来てくれました!!

今年のお正月は、赤ちゃんがまだ小さいので東京には戻らなかったとのこと。

東京に戻っているだろうなと思いつつ、思い切って連絡してみたところ、お返事をくれて金沢にいるとのことで会いに来てくれたのです!

突然だったにもかかわらず、とっても嬉しい再会となりました♡

金沢生活やお仕事のこと、北陸事情など、興味深いお話をたくさん聞かせていただきました。どんなに同じ日本とは言え、結構な文化の違いにママンもびっくり!でも、面白いね~。

お友達、ありがとう😊

というわけで、超充実金沢旅行がついに終了です。

夫も子供たちも、みんなご満悦で新幹線に乗り帰路に着きました。

ママンはこの素敵なティーカップと湯飲みを購入できただけでももう大満足。

ティーカップは大好きなクリムトを彷彿させる九谷焼。

湯飲みも明るくてかわいらしくて上品な感じが気に入っています。やはりゴールドが入ると格が上がるように見えますね!

半ば衝動的に出かけた金沢。かつてから憧れを温めていただけあって、期待通りの素敵な街であることがわかり、とても嬉しく思いました。

行きたいことろリストのチェック項目が一つチェックになりました!

今日も最後までお読みくださりありがとうございました♡

 

 

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