ついに、ついに、大台に乗ってしまいました~!
迎えてしまった、のか、やっと辿り着いた、のか、わかりませんが、もう30代ではない自分がここにいます。
悲しいかな、体や外見の衰えは日々感じているし、ものすごい勢いで成長する子供たちを横目で見ながら、このまま歳をとっていくのかと思うと、何だか急に怖くなったりもしますが、同時に、益々多くの自由を享受しているようで、とてもエキサイティングな年代なのかなーと期待大でもあるのです。
仏人の義母からは、”40代が女性の人生で一番輝かしいのよー”、なんて励まし?!のお言葉をいただきましたが、ある意味、さすが、フレンチな発想。
熟女がもてるお国柄。
でも、本当にそうかもしれない!とも思っています。
私の周りにも年上の友達が多くいますが、みんなそれぞれ素敵な熟女で、それぞれの在り方で人生を謳歌しているように見えます。
40代とは、ほどよく人生経験があり、程よい若さも残っており、知恵と自信を身に着けて益々精神的な自由を感じられるがゆえに楽しいのかもしれない、なんて思ったりもしました。
人生を四季で例えると、夏真っ盛りから秋に差し掛かるところでしょうか。
美しく紅葉したいものです。
さて、30代最後の週末は最高に楽しく、至福のひとときでした。
というのは、自分自身へのプレゼントとして、夫婦水入らずでみなとみらい一泊二日の旅を企画していたのでした。
もちろん私が(笑)。
みなとみらいにしたのは、単に「パリのアメリカ人」というミュージカルを観たくて、その会場が横浜にある神奈川芸術劇場だったから。
40歳だし、何か特別なことを特別な人と、と考えていて、せっかくミュージカルが横浜なら、みなとみらいのウォーターフロントのホテルに一度は泊まってみたい!という気持ちが昂り、そしたら合わせちゃおう!と即決したのでした。
ホテルは横浜ベイホテル。
ホテルのプールを楽しみたかったので、プール付きのホテルを条件に探しました。
また金曜は午後休を取って、夫と駅で待ち合わせ!という、いかにもデート💛な演出が欲しかったので、金曜日から土曜日にかけての一泊二日に決定。
金曜日はホテルの最寄り駅で夫と待ち合わせ→一緒に遅めランチ→ホテルチェックイン→プール→夕方から街散策→ディナー→翌日ブランチ→ミュージカルと構想を練っていました。
ホテルに着いてみるとあらびっくり。
その日は偶然にもみなとみらいの花火大会が予定されていたことが発覚!
知らずに金曜日の一泊を予約していたのに、花火まで享受できちゃうなんて!
何てラッキーな私💛まるで天にも祝福されているようで、嬉しすぎるプレゼントです!
さて、ホテルに着いてからは、時間を1分でも無駄にしまいと、即水着に着替え、お待ちかねのプールへ。
実はお恥ずかしいのですが、なぜか屋外プールもあると信じていて、そちらに行こうと日焼け止めを塗りたくり準備していたのですが、ホテルの地図を何度見ても、屋外プールが見つからない。
コンシェルジェで聞いてみると、どうやら屋内プールしかないとのこと。
えええ?私の頭の中には、勝手に屋外プール像が出来上がっていたのでショック~!
夫はただただそんな私を見ながら飽きれて笑っていました(涙)。
屋内プールは一人3000円と、割と値が張るのですが、プールはどうしても!と考えていたので、仕方ない。屋内プールを満喫して来ました。
自由な魚になった気分でプールの端から端まで延々と平泳ぎで行ったり来たりしていました。至福なひとときでした。
さて、そんなハッピータイムを満喫した後は、部屋に戻り、夕方のお散歩用の洋服に着替え、近くのスタバのテラスでフラプチーノをいただきました。
やはりウォーターフロントは気持ちいい~!
海風が心地よく、東京都内よりも数度、体感温度が低いように感じました。
また、改めて感じたのは、海があるところは開放感が違う!ということ。
雰囲気が明るく、爽やかで何だか楽し気。
赤レンガ付近にはお洒落でモダンなお店も多くできていて、益々”カリフォルニア”な雰囲気になっていました。
さて、花火は19時30分から打ち上げ開始とのことだったので、18時半頃に行けばいいか、なんて余裕こいていましたが、すでに17時前からぞろぞろ浴衣を着た人々が会場の方向に向かって歩いているではないか!
それでも私たちは18時過ぎまでのんびりお散歩をし、その後会場に向かいました。
すでに地面や芝生エリアは人がごった返していましたが、偶然にも二人くらい余裕で座れてしまえそうなスペースを発見。
シーツの用意等何もなかったので、ハンカチを敷いて座っていました。
そしたら何と、それを見ていた心優しい年配のご夫婦が、小さなシートが一つ余っているから使ってください、と差し出してくださいました。
何と親切なお心遣い!
花火大会の偶然にも嬉しく心の温度が上昇していましたが、こんな素敵なご夫婦のお心に、更に心はぽっ!
この夏のうだる暑さですら涼しく感じてしまうほど、私の心は熱くなりました。
夫と二人、夕方の少し涼しくなった海風を心地よく感じながら、花火が上がるのを待っていました。
長くなってしまったので、続きは次に!