"フレンチパパの家庭料理”、久々のパパ登場です!
と、言いたいところですが、今日はフレンチおばあちゃんの家庭料理をママンが再現。
パパは最近、お料理お休み中です(涙)。どうにかパパの重たくなってしまった腰を上げて、再びお料理熱に火がつくことを期待!!どなたか、そんな素敵な方法をご存知の方いらっしゃいましたら、是非ご教示くださいませ(笑)。とまあ、気まぐれなフレンチパパであります。
さて、では先日、弟ファミリーが遊びに来てくれたときに作った”フィレミニョン(豚ヒレ肉のワイン煮)”と、”ラタトゥイユ”をご紹介!
まずは豚ヒレから!
豚ヒレ肉の料理、フランスでは”フィレミニョン・ドゥ・ポー”といいます。
とっても簡単な割に、魔法の白ワインでとってもおフランスな味になり、ちょっぴり豪華な気分になれる一品です。
でははじめてみましょう!
ちなみに、夫のおばあちゃん家では圧力鍋を用いて調理しています。
材料
- 豚ヒレ肉 適量(400gほど)(注:調理後はかなり小さくなってしまいます)
- ニンニク 2かけほど
- エシャロット 2個(もしくは玉ねぎ(半分から1個))
- 白ワイン 200mlほど (白ワインがない場合は、日本酒で代用できます!)
- オリーブオイル
- バター(あれば)
- 塩・コショウ 少々
- ハーブ(タイムやローズマリー)
作り方
1. 肉の下準備
- まずはニンニクをスライス。
- 次にヒレ肉にところどころナイフで切れ目を入れる。
- 入れた切れ目にスライスしたニンニクを差し込む。
- 塩・コショウを振り、タイムやローズマリーをのせ(我が家ではタイムが手元になかったので、今回はフレンチミックスハーブとローズマリーを使いました)、数分間、置いておく。
- エシャロットもしくは玉ねぎをみじん切り。
2. 圧力鍋に、みじん切りしたエシャロット(玉ねぎ)を入れ、たっぷりなバターかオリーブオイル(ミックスでもよし!)で炒める。
3. 透明になってきたら上のヒレ肉を入れ、まわりに焼き色がつくまで焼く。
4. 焼き色がついたことを確認し、白ワインを少しずつ入れる。
5. 圧力鍋の蓋を閉め、中火で煮る。ピンが出てきたら(うちの場合は、湯気が出てきたら)、弱火にし、20分ほど煮込む。
6. お肉を大皿に取り出し、それぞれのプレートに盛り付ける。
フランスでは、フィレミニョンの残り汁でインゲン等をクタクタになるまで炒め、最後にバターでからめ、添え野菜として盛り付けていましたが、今回は夏野菜をたっぷり使ってラタトゥイユを添え野菜としました。
次にラタトゥイユ!
量はもちろん適当でよいのですが、ママン家はおおよそ以下の通りでした。
材料
- トマト 中6、7個
- パプリカ赤 1個
- ピーマン 2個
- ズッキーニ 1個
- なす 小2、3個
- 玉ねぎ 大1個
- ハーブ
- オリーブオイル
- 塩・コショウ
作り方
野菜を適当な大きさに切り、たっぷりのオリーブオイルで炒める。
野菜がやわらかくになってきたら火を弱火にし、塩・コショウ、ハーブ(フレンチハーブ、タイム、ローリエの葉など)を振りかけ、蓋をしめて煮込む(トマトの液体が結構出てきますが、足りない場合は、水や白ワインを少々(お酒でも可)を足してもおいしいです)。
なすやズッキーニがクタクタになるまで煮込む(30分は煮込みたいところ!)。
これまたカレーのように、次の日に食べるとなお味が浸透し、おいしいお料理です。
また、パスタともご飯ともばっちりな相性なので、レパートリーが広がり、便利な添え野菜なのであります🎵
夏野菜がおいしい今日この頃!是非、南仏の香り漂うラタトゥイユとフィレミニョンを作ってみてはいかが?!