高校生や大学生の頃、よく友達の間で議論になっていたこと。
”女は追われる方が幸せなのか”。
当時、惚れっぽかったママンは無意識的に”追う”ことをすることも数あり、当たっては砕けたこともある(涙)。
そんな経験をしていながらも、”追う”ことの楽しさも知っていたので、どうだろうか?と答えは見いだせずにいた。
ところが成長するに従い、その後の様々な経験や周りを見ていて、やはり、”女は追われる方が幸せなのか”、については”イエス”である、と感じる。
そもそも、男は、これだ!と思った獲物は必至に追う。
それが男の動物的本能だと感じる。
男はやっぱり狩りをしたいのだ。
狙いを定めて、必死に追って、手に入れたいのだ。
ところがどういうわけか、女に追われていることに気がつくと、逃げたくなるのも男の性。
おそらく、追われている!と感じた時点で、狩猟意欲が萎え、興味を失ってしまうのだ。
なんという動物(笑)!
近年は、草食系男子と言われている受け身的な男性が増えている印象なので(同時に肉食女子が増えている?!)、もう上記のような原理は当てはまらないかもしれないけれど、それでもやっぱり、女性は追われ、愛された方が幸せなんじゃないかとは思う。
だって、女の子が必至に追っている恋愛は、何だか不安定に見えるし、都合のよい女のように扱われかねないし、尽くすだけ尽くして、そのうちやつれて来てしまうような気がするのだ (男の人は元々追うことがインプットされているから、きっとどんなに追ってもやつれるどころか、益々闘争心を燃やしてしまいかねない)。
愛することはもちろん大切だし、ある程度相手に尽くすことも必要なんだけど、むしろ愛されて彼に尽くしてもらうくらいの方が、女性は潤い輝く気がするのだ(しかも多分、男性の方が女性よりも純粋で一途だったりする!)。
なので、例えばデートに誘うのも、お付き合いを始めるお伺いを立てるのも、もちろんプロポーズだって、やっぱり最後の決め台詞は男性に言ってもらう(言わせる?!)のがいい!
女性側が誘わないといけない、というか待っても待っても彼からの誘いが来ない、先に進まない、いつも女性側からのアクション、という状況であるのならば、その関係は考え直した方がいいように思う。
彼に何等かの迷いがあるか、もしくは自分から射止めるほどには思っていないのか、または決断を避け、現状維持をしていたいのか。
先がいっこうに見えない関係に時間とエネルギーを費やすのは、結果的に無駄になってしまう可能性が高いから、意地でも相手を振り向かせようとはせずに、出会いを増やし視野を広げ、一旦距離を置いてみるのがいいかと思う。
男は自分が本当に手に入れたい、というものに対しては必ずアクションを起こす。なので、辛抱強く待つか、男性がアクションを起こしやすい状況を設定してあげるか。
では、どうしたら追われる女、絶対に手放したくない女になれるか。そして大切にされるか。
”彼女じゃなきゃだめ”な人になればいいのだ。世界にたった一人の、代わりのいない彼女になればいいのだ。
ビジネス的に言うと”差別化”だ。
その他大勢に染まってしまったら、彼女である必要はなくなってしまう。
なので、よくメディアの言う”モテる女”を目指してもあまり意味はないのだ。
というのは、いわゆる”モテる女”も巷にはごまんといるのだ。
”モテる女”像を追い求めると、かえってそこからかけ離れている部分の自分に目がいき、自信喪失したり、劣等感や不安感に苛まれる。
そんなことよりも、素の自分をアピールした方が、打率は下がるかもしれないけれど、一旦当たったら、強く深く長く愛してもらえるに違いない。
彼女じゃなきゃだめ、他に代わりはいなく、希少価値が高いからこそ、とても大切にしてもらえる。
そもそも、男性は基本、むさ苦しく(失礼)、色で言うとグレーな存在だ。
一方、女性は太陽のように明るく、華があり、男性の”グレー”な生活にパッと色を灯してくれる。
なので多分、男性にとって女性とは有難いあたたかな存在なのだ。
つまり、女性であることだけで、すでに男性からは求められる存在だ。
後は、特別な存在になるには、個性を磨き、オリジナルであること、また、自分だったらどんな人と人生をシェアしたいか、というのを考えてみてもいいかもしれない。
相手に求めているものと同じようなものを、きっと彼も自分に求めている。
結局みんな幸せになりたいのだ。なので、”この人と一緒に生活できたら幸せそう!”と、幸せな二人像を脳裏に思い描けるような人になればいいのだ。
彼の”幸せ”に貢献できるような人になれれば、追われることは間違いなし♪
ママンの恋愛論を語ってみました♡