この夏は、パリやロンドンに加えてルーマニアと、何とも移動の多い夏となりました。

ルーマニアの記事をまだ書けていなかったので、今日は少し戻ってルーマニア版。

さて、ルーマニアと言ってもあまりイメージがつかないかと思いますが、位置としては東ヨーロッパ。西にハンガリー、南にブルガリア、東に黒海を挟んでトルコといった辺りにあります。

義弟の結婚式&赤ちゃんの洗礼式が行われたのは、Oradeaというハンガリー国境からすぐの街だったので、夫家族と共にハンガリーの首都、Budapestへ飛び、そこから車で3時間ほど走り、オラデアの街に着きました。

オラデアの街は、アール・デコで有名なようで、街の中心地には色とりどりのかわいらしい建築様式の建物や教会が多くありました。

経済的に豊かでなく、管理や維持がいきわたっていないため、朽ち果ててしまっている建物も多く、そこはとても残念であると感じましたが、観光地としてのポテンシャルは高い素敵な街だと感じました。

さて、そんな街の教会(ルーマニアでは正教会(オーソドックス)が主流のようです)での洗礼式。

そう、元々は6か月になる赤ちゃんの洗礼式のはずが、まだ教会で結婚の儀式をしていないのでついでに!となったようで、まずは結婚の儀式をし、その後洗礼式に移りました。

とっても、素敵なかわいらしい教会です。

教会の中に入ると、まあゴージャス!!何とも煌びやかな、ここに国を挙げての全財産のつぎ込んでいるのではと思ってしまうほどの豪華絢爛ぶり。

そしてママン夫婦は弟夫婦の結婚証人並びに赤ちゃんのゴットファザー&マザーとなっているので、正教会のことや儀式の作法など無知であるにもかかわらず(涙)、言われるがまま、新郎新婦&赤ちゃんとともに儀式に参加!

神父さんが話されていた内容も全く理解できず、自分が何をしているのかも全くわからない状態で、どうにか見様見真似で儀式を無事終了することができました(笑)!

そしてママンは晴れて(?!)ゴットマザーに!

教会での儀式が終わると、車で披露宴会場へ。

華やかに着飾った女性たちやスーツに身を包んだ男性たち、そして子供たちが総勢80人ほど集まり、披露宴が始まりました。

とは言え、日本のように格式ばったものではなく、司会者などもなく、適当なタイミングで食事が始まり、DJによる音楽とともに、新郎新婦の(とは言え、もう同棲して10年、フランスの役所で小さな結婚式をしてから2年)ダンスが始まり、それに続き私たち証人たちのダンスのお披露目があり、そして自由にみんなが踊れるダンスパーティーへと化して行きました。

披露宴が始まったのがおそよ14時30分、それから22時30分ころまで続きました。

途中、ルーマニアの民族舞踊のショーがあったり、全員参加のダンスがあったりなど、楽しいエンターテイメントもありましたが、さすがにあまりに長く、子供たちにとっては”忍耐”の時間と化してしまい、そのうち疲れ過ぎて、隣接しているホテルの一室で眠ってしまいました。

とは言え、ルーマニアの人はよく食べる!

これ、ただの前菜です。

その後、スープ、そしてメインがこれ!

ボリュームが半端ない!

そして、噂には聞いていましたが、味付けが濃い!薄味に慣れている私にはすべてがしょっぱく感じられました。

だからなのか、ルーマニアの人はみんな大きい!背も高く、体のサイズも比較的大きな人が多い印象でした。

そして”巨乳”!

ルーマニアでは大きな胸が女性の一つの売り(ステイタス?!)なのかと思えるほど、大きな胸の人が多く、しかもそれを強調するのがよし!とされてい印象です。

胸の話題はさることながら、やはり国も変われば、常識や価値観も変わります。

そんなことが見えるから異文化に身を置くのは面白い!と常々感じるわけです。

披露宴では、義妹のアメリカに住む家族や、彼らの友達等と知り合い、たくさんお話をすることができ、とても刺激的で楽しい時間を過ごすことができました。

やはり新たな出会いというのは、日々の生活にスパイスを与えてくれて、とっても刺激的で楽しい!と改めて感じました。

どんなに文化や国やバックグラウンドが違おうが、人は人。人間みんな同じようなことに一喜一憂し、悩み、喜び、生きているんだなーと改めて感じる瞬間でもあります。

というわけで、次回はアール・デコ建築の街並みやBBQの様子、それからルーマニアで感じたことなどを書こうと思います!

今日も最後までありがとう♡

 

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