前回からの続きです。
ついに到着しました~!
噂のザ・タワー。ツインタワー。
高速道路で随分遠くに小さく、でも、堂々と山中に聳え立つタワーが今、目前に来ました~!
車の中で大興奮な子供たち。
お昼の時間にはまだ早かったので、まずは敷地内のファームへ行ってみました。
とは言え、何だこの寒さは!というくらい、薄着の長袖でも鳥肌が立つほど寒い。
さすが北国、そして山の中。
空気がヒンヤリしています。車の温度計では外気14度。
欧州在住時代、”8月なのに14度“をかつて体験したことがあり、そんなフランスやイギリスの夏を思い出しました。
確かに北海道の空気感や地形、自然の風景は、欧州に似ていると感じます。
夏の14度はママンにとっては寒すぎなのですが、夫はフレッシュで最高に気持ちがいい~!と喜んでいました。
さて、ファームに行ってみると、ヤギさんがいました。
何だか可愛げなファーム。別のファームエリアには羊さんもいたので、挨拶をしに行きたかったのですが(笑)、残念ながらその後すぐに雨が降ってしまい、タワーへ避難。
敷地内のカフェ・レストランで早めの昼食をいただくことにしました。
このリゾートの素敵なところは、敷地内に多くの素敵なカフェ・レストランやブティックがあり、スカイウォークというガラス張りの通路で繋がっているところ。
山の中をガラス張りの通路で歩くという発想も素敵だし、夜のライトアップは何ともロマンチック。そして何よりの防寒(8月に防寒で感謝することになるとは)!
夏の寒い日にも重宝するくらいだから、冬になったらどれほど宿泊客の心と体にぽかっと火を灯すことか!
お昼は美味しいラーメンをいただき、3時のチェックインまでまだまだ時間があったので、これまた素敵なラウンジで時間を潰すことにしました。
隣に小さな子供たちが遊べるエリアもあります。
ちなみにラウンジでは、シャンパンやコーヒー、ジュース、フルーツのスティックアイスが飲み放題、食べ放題。
早速シャンパンをいただき、夫と二人、素敵空間を満喫しました。(子供たちは隣の空間で楽しくおふざけ!)
それでも時間が余ったので、車で敷地内をドライブし(車で3分ほどの場所に屋内プールやクラブメッドのホテルがります)、ミナミナビーチと呼ばれる屋内の波のプールを見学に行って来ました。
ボーイズは大興奮!
3時15分程前にチェックインを済ませ、早速水着に着替え、うきわに空気を入れ、プール遊びの準備万端!
さすがです。こういうときの準備のスピードはマッハ級!
客室のあるタワーについては、いかにも昭和なバブリーな時代を想起させる様相です。
調べてみるとまさにバブル絶頂期に建設されたタワー。
部屋の感じや、ルームキーが鍵であることなど、昭和にタイムスリップしたような感覚で何だか面白い!
小さなぼくちんの口からも、”ママ~、このホテル、超昭和だね~”とのコメントが。
昭和時代を知らないお前さんが何をおっしゃる!と笑っちゃいましたが、彼にとって古く感じるものは何でも”昭和”だそうです(笑)。
と、そんな昭和なザ・タワー。
部屋から見える景色は最高です!
山しかないと言っても過言ではない深緑な景色。
目の保養!心の保養!何とも癒される空間です。
我らは早速ミナミナビーチに行き、その日は夕方までプール、その後は隣接するお風呂(露天有)を満喫しました。
”満喫”と書いてしまったものの、実は、あまり”満喫”することはできず。。。
というのも、ママンは一人静かに自然の中の露天風呂に入るのが好きなのですが、このリゾート、あまりに規模が大きいので、プールもお風呂も人・人・人。せっかく大自然に来たのに、露天風呂なんてもう人だらけ。特に中国人観光客があまりに多くて驚きました!
というわけで、お風呂は、国際色豊かな女体たたちに囲まれて、何とも不思議な光景だろうなあと思いながらも、それなりに長居をし、ゆるりと夕食を食べに行きました。
夜は、敷地内にある、安藤忠雄氏がデザインを手がけた水の教会に行く予定でした(確か夜の8時から9時頃までしか開いていない)が、その日は早朝出発だったため、夕食後部屋に帰ったら、もう家族はみんなお休みモード。
一瞬一人で行こうかな、とも思ったのですが、夜道を歩いていくには若干の距離があり、山中ということもあり、やはり怖い。
いや、でもこの貴重な機会を逃したら、もう見られないだろうなと思うと、行かねば!となるのですが、すでに寝息を立てているボーイズたちを見ていると、外出するのが億劫になってしまい。。。
話はそれてしまいますが、タワマンの難点ってそこでもあるのかなーと若干感じた一件でもありました。
下まで行くのにエレベーターを待って行かねばならない。時には、エレベーターが来るのに4,5分要したりもする。
動きたいタイミングで自由に身動きがとれない!
となるとやはり外に出るのが億劫になる。
あ~、ママンにとったら危険な展開です。。。
というわけで、結局、安藤忠雄氏の素晴らしい建築を拝見することもなくその日はそのまま深い眠りにつくのでした。