子供のコーチ、応援団になる

今日は随分気温が上がりましたね!

薄手のコートを着ていても10分ほど歩くと汗ばんでしまうような、そんな温かさでした。

私の中では、この季節のこの気候、最高です♪

若葉の黄緑が青空に映え、静かにふくそよ風が心地よく、羽衣ジャスミンやツツジの花の香りが通りがかりにふわっと漂う、そんな節にこの上ない幸せを感じてしまいます💛

さて、今日のテーマは子供!

我が家には息子が二人。長男が12歳、次男が8歳。

二人とも、外見も性格もまるで違うそれぞれ個性を持った男の子。

長男はオープンで順応性があり、誰とでも仲良くしたい平和主義、かつポジティブ。

赤ちゃんの頃は、あまりにアクティブでエネルギッシュで要求が多く、親としては心底疲れましたが、幼稚園や学校生活が始まってからというもの、ありがたいことにほとんど困った経験がない。

4歳半までフランス、パリで育ち、その後半年間、日本の幼稚園へ行き(日本で次男を里帰り出産)、その後5歳からイギリス、ロンドンで小学校入学。8歳までロンドンで過ごし、その後日本へ。

という風に、国も変われば言葉も変わるという移動をすでに数回経験している。

その度に新しい言葉を学んだり、少しわかるけどネイティブの子のレベルには全然足りていないという言葉をキャッチアップしたり、そしてまた新しいタイプの学校や友達、生活に適応せざるを得ない環境という、なかなかハードな幼少期を過ごした。

その度に、おそらく本人はある程度苦労をしているはずだけど、彼はそれをあまり感じさせないほど、すぐに友達を作り、すぐに新しい環境にも慣れ、言語も素早く習得し、上手く順応しているようにみえる。

そこはもう親としても“すごいね!”としか出てこない。

そういう意味では本当にありがたいし、ある種、幸運な性格の持ち主であると感じる。

そんな長男については、親として特に勉強面で口出しすることもあまりなく、基本、信頼し見守る姿勢を通している。

とは言え、さすがに国語の授業の漢字テストや英語の難解な教材や宿題についてはかなり真剣に共に(いや、むしろ私が)取り組んでいる。

特に、漢字についてはスパルタママ(笑)の顔が飛び出し、確実に覚えるまで書かせ、テストに臨むように導いている(笑)。

意外とそのスパルタママを信頼してくれているのか、漢字テストがある度に、“ママ、テストして!”と彼の方から近寄って来てくれる(笑)。シメシメ!!!

私の魂胆としては、練習すればできる、できれば嬉しいし気分がいい、そして自信がつく、というサイクルにしたいのだ。

始めから70点を目指すのではなく、やるからには100点目指して練習しようよ!というスタンスを貫いている(やっぱりスパルタか笑)。

それから、長男は比較的、人間についてや異文化について考えたり話を聞いたりするのが好きな印象なので、夜、ユダヤ人の教えや、SDGsについて、歴史的著名人の伝記等の本を読み聞かせしたりしている。

もちろん、もう12歳だし、国語の能力もそれなりについてきたので自分で本を読んで欲しい気持ちは山々だけど、読書がまだ好きになれていない彼、今のところは諦めて、いつの日か読書好きになってくれることを願って私が読んであげている(笑)。(これも実は最近は、“もう勘弁して~!”と、若干嫌々気分になってしまっているが。。。)

さて、次男君。

こちらは兄とは打って変わって、新しい環境はどちらかというと苦手。それ程オープンではなく、割と選り好みをするタイプ。

置かれた環境が安全・安心であると気づいた瞬間から、面白いジョークを言ったり、突拍子もないことをして人を笑わせたりするのだけど、それまでに一定時間を要する。

基本は明るい、けれども、シャイな部分もあり、一見あまり自分に自信がないように見える。

なので、そんな次男くんについては、特にいかに自信を持ってもらうか、というのが目下の課題。

ということで、小さな成功を褒めるのはもちろん(かなり大袈裟に褒めている!)、なるべく小さな成功体験を多く積めるように、例えばテスト勉強をしっかりさせる(安心して自信を持ってテストに臨める)、習い事では練習すれば上達するということを実感させる、褒める、そしてなるべく継続させる、そんなことを意識的にしている。

子供を観察し、その子供の伸ばしたい部分や補いたい部分をサポートし、時には見守り、そして子供の幸せを願って応援できるのが理想!ということを念頭に接している。

上記のように、子供の個性に応じて接し方や教育方針を変える部分もあるけれど、一般的にどの子どもにも与えたいと思うことは、

外遊びの機会(まさに昭和の私たちが子供時代に日々やっていた、友達と夕方暗くなるまで外で遊んでいたようなこと。自由にのびのびと外の空気に触れて元気に体を動かし遊ぶこと)→心身共に健康になり、複数人で遊ぶことにより社会性が磨かれる。

五感を使った体験の機会(稲作体験、果物狩り、お味噌造りやお菓子作りお料理体験、芸術に触れる(ミュージカルや演劇、コンサート、建築物や絵画の鑑賞、そして旅)→五感を刺激し、感性を磨く。地理や歴史、文化、地球や生命、人生についての学び。人間はすごい、地球、人生は美しい&楽しいと体感する。創造性を刺激する。

上記のような経験を日々積んでいると、自然と社会性が身につき、前向きな態度が育まれ、心身共に健康でバランスのとれた大人に育っていくような気がするのです。

そして自己肯定感も上がり、確固たる自信やぶれない軸が形成されるのではないかと思うのです。

一旦、ぶれない軸や自分を信じる力、そして前向きに取り組む態度が形成されると、大人になっても、ちょっとやそっとのことでは動じないほどの人間力が身についていくのではないかと思うのです。

“幸せ”に生きるには、ある程度、自分を信じる必要がある。ある程度、ポジティブに楽しめる能力が必要になる。その基礎力、底力を子供の頃に習得できるように手助けするのが、親の役目なのではないかと近頃考えているのです。

そういう意味で、母親である私ができることは、子供に人間力、そして幸せになる力を身につけるように導くコーチ、そしてどんな時も一番のサポーターである応援団!

そんな母を目指して日々邁進です💛 ある意味子供をコーチちながら、自分自身の成長を後押ししているみたいですね♪

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