昨日は小さなぼくちんの5歳のお誕生日でした。

4キロ弱の大きな大きな赤ちゃんを苦しみながら出産したあの時から5年。

5歳にもなると、赤ちゃん的な要素はほぼなくなり、もう小さなお兄ちゃん。

子供が一人でできることが日に日に増えてくるので、体力的には大分楽になったと感じるものの、家にただただ純真無垢な幼児がいなくなるという感覚はとっても淋しくもある。

親にとっては喜びでもあり、切なくもある子供の成長。

特に、今年は数か月後にはお兄ちんが10歳になる。

10歳ともなるともう立派な少年。着々と自分の世界が築き上げられ、家族とは少しずつ離れていく年齢も近い。

子供の成長は0歳から5歳までは比較的ゆっくりだけど、5歳からその後、特に小学校に入学してからは驚くほど速いように感じる。

と考えると、子育てのための時間的な制約に悩まされたり、体力的に大変だと感じる期間は意外と短いのかもしれないと思えてくる。

ところが、育児休暇中や、子育てだけをしていた時期は、自分の将来に強い不安を感じたりもしていた。

今頃夫や周りの友達はキャリアという経験とスキルを蓄積し磨いているというのに、自分は子供とだけ向き合ったスローな日々を過ごしている。

何も生産的なことができていない。

このままでいいのだろうか。

例え職場復帰したとしても、仕事のスキルは大丈夫だろうか。育児休暇中に職場環境が変わってしまってはいないだろうか。きちんと仕事に集中できるのだろうか。家事・子育てと仕事ときちんと回していけるだろうか。

と、いてもたってもいられないほどありとあらゆる不安に苛まられることもあった。

けれども今から思えば、あの時点でそんなに焦る必要はなかったのかなーと思う。

子供とじっくり向き合える僅かな時期のその一瞬一瞬をもっと大切にして過ごせばよかったと思ったりもする。

卒乳やトイレトレーニング、言葉の学習のタイミング等、今思えば、そんなに周りに振り回されずに子供の自然なペースを尊重すればよかったんじゃないか、と思う。

もっと”今”、”ここ”、そして今ここにいる子供に120%集中できたんじゃないか、と思う。

どちらにしろ、赤ちゃんはあっという間に子供になり、子供はあっという間に大人になってしまうんだから。

子供でいられる時期というのは限りなく貴重なのだ!

そう思うと、不本意ながらも、時々こうしてキャリアを中断できた時期があって本当によかったし、とてもありがたかったと感じる。

例えばパリ在住、一人目の出産時。保育園に空きがないとのことで、結局子供が15か月になるまで職場復帰ができなかった。その後、空き状況により、週3日しか保育園に通えない時期が1年続いた(つまり仕事は週3日)。始めは空きがない状態にガックリだし、怒りも覚えるし、不安にもなっていたけれど、つまり、”赤ちゃんと向き合いなさい”というメッセージなのかなーと都合よく状況を解釈し、自分自身を納得させ、想定よりも大分長い育児休暇となった。

また2人目の出産と引っ越しのタイミングが重なり、結局1年間ほど専業主婦でいた。(お兄ちん4歳半から5歳半、弟くん生後10か月までの時期)。

更に、1年半前に日本に越して来てから週3日ほどで働きに出るようになった数か月前までの約1年間。フリーランスとして時々仕事をしながらも、子供中心、家族中心な生活を送っていた。

これらのキャリアから離れた期間があったからこそ、子供と過ごした密な時間から子供への理解が深まり、子供は家庭環境に安心感を抱くことができ、また、仕事をすることのメリットや大切さにも改めて気づかされたと感じる。

そしてまた、自分自身を、そして自分の生き方を見つめなおす期間でもあったのかなと思う。

女性として、妻として、母として、どうやって生きていきたいのか、理想の家族とは何か、理想の仕事とは何か、理想の生活とはどんなか、そんなことをじっくりと考える時間を持つことができた。

「時は金なり」とはよく言ったものだ。

よく、「量より質」と言うし、確かに量より質の方が重要ではあるけれど、ある一定の量を超えると、やはりどんなに質が高くても量にはかなわないこともある。

今思えば、お兄ちんが赤ちゃんの頃の思い出の方が、弟くんの赤ちゃん時代よりも鮮明に覚えている。約5年もお兄ちんの赤ちゃん時代が古いのにも関わらず。

これは、より多くの時間をお兄ちんと過ごしていたからということに尽きる。小さなぼくちんの時は生後10か月からフルタイムで働いていた。一方お兄ちんは15か月までつきっきり、その後も2歳過ぎまでは週3勤務だった。

また、実際、フルタイムで働いていた時は、帰宅するともうヘトヘトだったので、子供と一緒にいる時間が必ずしも質が高かったかというと、実はそうでもない。

日中は子供と離れたところで仕事をし、毎日夕方、久々に子供と会う感があるので、とても愛しく嬉しく、ハグとキスの嵐ではあるのだけど、心のどこかで、”あ~早く寝てくれないかなー”と思っている自分もいたりしたのだ。

なので、子供に接する時間の量も質も、フルタイムで働いていたときと比べると今の方が圧倒的に上をいっていると感じる。

ということは、つまり、仕事に関しては、使える時間の3分の1以上を子供に取られてしまっているわけだから、100%仕事に集中できる人に比べたら量も質も劣ってしまう。

けれども、今のライフステージではそれがママンの選択であり、今の絶対に譲れないプライオリティは子供であり家族だと改めて感じる。

仕事ももちろん大切だ。

ママンのブログを読んでくださっている方はお気づきかもしれないけれど、ママンは完全に専業主婦になれるタイプではない。

仕事をするのが好きなのだ。何かしら仕事をしていたいのだ。

けれども子供はあっという間に手がかからなくなる。気づいた頃には自立してしまうのだ。

そしたら、それまでの限られた時間は子供にプライオリティをおき、仕事は制約がある中でベストを尽くしていこうと思うのだ。

と、そんなことを思った小さなぼくちんの5歳の誕生日。

今日という日まで、健康にハッピーに成長してくれてどうもありがとう。これからも益々ぼくちんらしい元気でハッピーな子でいてくれることが親として一番の喜びです♡

今日も長くなってしまいましたが、最後まで読んで下さりどうもありがとうございました♡

 

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