フランスでの長旅を終え、無事、我が家に戻って来ました。
非日常の旅は大好きで、旅は嬉しくも楽しくもあるのですが、旅が終わり日常に戻ることもまた、嬉しくも楽しくもあります。
やはり我が家に戻ると落ち着くし、ほっとしてしまいます。
まさに、"home, sweet home!" ですね!
さて、今回のフランスの旅では、3件あった仕事のアポも上手くいき、夫の89歳のおばあちゃんをはじめ、1歳半の姪っ子ちゃんまで家族みんなと、また南仏のいとこファミリーとも楽しい時間を共有でき、とても充実したフランス滞在となりました。
そのうちアップするつもりですが、子供たちとはベルサイユ宮殿やアステリックスの遊園地、テレビで燃えている場面を見て、その存在をあまり知らない子供たちまでショックを受けていたノートルダム寺院を間近で見たり、また、かつてお兄ちんが4歳半まで住んでいたパリの我が家の近所をお散歩し、彼が通っていた幼稚園の前も通りました。さすがに記憶が若干曖昧なようですが、見たら思い出す!といった風で喜んでいました。
また、改めてパリの魅力を感じた旅でもありました。
その一つは何と言ってもパリの醍醐味である”食”。
やはり洗練されたお味のおいしい食材や料理、スイーツがそこら中に溢れていると感じました。
そういった意味でもパリにいると五感がフル活動。
いつも思うのですが、やはり感性を刺激される街だと感じました。
”美しいもの”、”おいしいもの”に囲まれていると自然とウキウキするのは感性スイッチがオンになるからかもしれません。
さて、今回のパリ滞在で食べたおいしいもの、お店編。
実は家族揃って家で食事をすることの方が多かったので、それほど多く外食はしなかったのですが、少しばかり美味しい写真をおすそ分け。
まずは、パリ14区に住んでいた頃によく通っていたモロッコ料理屋さん。
時々”フランス”の味にうんざりする時にお邪魔していました。
タジンというモロッコの煮込み料理もおいしいのですが、私たちはやっぱりクスクスがお好み。
しかもモロッコ料理屋さんは基本的に子供がいても歓迎してくれるところが多いので、小さな子供がいる私たちには心からくつろげるオアシスのようなお店でした。
当時よりもお店の内装が洗練され、お料理の金額もだいぶ上がっていましたが、あの何とも美味しいお味はそのまま。
量が多いので、3名分を頼んで4人で平らげました。
数年ぶりにいただくあの甘いミントティーとデーツとはちみつたっぷりなデザートにも心から幸せを感じました。
食器も美しい~💛
クスクスは子供たちも大好きです。
お店の情報はフランス語ですが、ご興味ある方はこちらへどうぞ。
近くにお住まいの方がいらっしゃいましたら是非、足を運んでみてください💛
次は、子連れでは難しい雰囲気のお店ですが、私たち夫婦の大のお気に入りで、パリ在住時代から時々二人で、もしくは友達グループと一緒に行っていた、ルクセンブール公園脇にあるLa Ferrandaiseというお店です。
ここは当時、パリで一番おいしいビストロと言われていると友人に教えてもらったお店。
もうかれこれ10回近く行っている気がしますが、いつ行ってもはずれがなく、安定的に洗練された美味しいフランス料理が食べられるお店です。
2年前にパリに来た時にもパリ在住のお友達を誘っておフランスのお味を楽しみました。
今回は前菜にエビとマンゴーのマリネとアボカドのシャーベット。
見た目も味もアートです。
夫はテリーヌ。
メインはラム肉、かぶ、カリフラワーをコリアンダーとレモンジャムで煮込んだお料理。
夫は豚の角煮のようなお料理(バラ肉、紫ニンジンとマッシュルームをごま油、しょうゆ、赤ワインで煮込んだような感じ)。
意外と家でも再現できるのでは!とチャレンジ精神が刺激されました(笑)!
これらの味の凄みを言葉で表現するのは難しいですが、是非写真から想像を膨らませててください💛
何とも品のある芸術的で深みのある味。
知っているようで知らない味。
官能的な魅惑的な味。
そして閉めのデザートは、夫はBaba au Rhum(焼き菓子にラム酒をしみこませたもの)、私は南国フルーツのコンポート、クリームのせ。
全てが美味しすぎて幸せな時間でした。
時にはこうして贅沢な時間を夫と二人で楽しむのもいいものです。
さて次はスイーツ編。
まずは前回のパリ滞在で食べ逃してしまっていたママンの大好物。
Angelinaのモンブラン。
今のところ、ここのモンブランに勝つモンブランには出会っていないような気がします。
お店で食べるにはかなりの長蛇の列に並ぶ必要があるので、我らはテイクアウト。
テイクアウトの場合はすんなりお店に入って注文することができます。
夫はミルフィーユとエスプレッソ、私はモンブランとカフェクレムを購入し、前にあるチュイルリー公園のベンチに座っていただきました。
外で食べるモンブランもまた最高です💛
そしてこのカップと手提げ。可愛すぎで手提げは日本まで持って帰って来てしまいました。
そして、スイーツでもう一つ今回どうしても食べたかったのが、Fauchonの真っ赤な唇の形をしたケーキ。
これはインスタで見つけてからずっと気になっていたケーキ、the lips!
この真っ赤な唇という発想が何ともパリっぽく、私のツボ!
食べてみたら味もかなりツボ!
フランボワーズとレアチーズ、ミントとスパイスの絶妙なピリッと感がたまらない。
これを食べて、不覚にも“さすがパリ!”と感じてしまいました。
こちらもかなりおすすめです。
ケーキのみだと8ユーロ。コーヒー/お茶とセットの場合は11ユーロ。
決して安くはないけれど一味の価値はありです。
今日はパリの美味しいもの、お店編を書いてみました。
次はおうちでお料理編です!