世界の大半がサバイバルモードな生活をしている今日。

これまで享受して来たライフスタイルがいかに脆弱でサバイバルに不必要なもので溢れていたかと実感する毎日です。

外出自粛要請が発動されてからというもの、食品以外のものをめっきり買わなくなり、外食をすることもなければ、出かけることもなくなったので、随分お金を使わなくなったような気がしています。

これはひとえに外出をしていないから、という理由によるものではなく、まさに消費者心理というもので、今後の見通しが全くつかなくなった今日、お金を気楽に使えなくなったし、浪費をしたい!!!というノリノリな気分が一気に消沈したからでもあります。

完全に守りの体制。サバイバルモードなのだ。

そんな未曾有の日々を過ごすこと約1か月。

まあ随分と、これまで”無駄”なもの(サバイバルには必要のないもの)にお金を使っていたな~ということを痛烈に感じてます。

こうして不本意にも”ミニマリスト”のライフスタイルを経験している今日、今のところ、惨めだと感じるわけでも、辛いと感じているわけでもないけれど、やはり生命維持に直接必要でないものこそが、いかに生活に豊かさと自由を与えているか、という逆説的な新たな気づきを得ています。

”サバイバル”だけの生活なんてモノトーンで無味乾燥で退屈~!

やっぱり、そこに美しい色が欲しいし、美味しい味も欲しい。心に響く音も聞きたいし、癒される香りも嗅ぎたいし、彩り豊かな世界も見たいのだ。

とは言え、こうして”不要”なものをそぎ落とし、本当に大切なものだけを中心に生活したからこそ再認識した”自由”と”豊かさ”。

今後のライフスタイルに影響を及ぼすこと間違いなしだと感じています。

さて、ライフスタイルと言えば、皆様、「クリーンビューティー」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

化粧品業界で近年話題のコンセプトで、 クリーンビューティを謳う化粧品ブランドが次々と登場したり、メディアでも特集が組まれたりしています。国内でもこの言葉を目にする機会が増えたように思います。

さて、「クリーンビューティー」とは一体どういうことなのでしょうか。決まった定義はないようですが、大まかにいうと、

① 健康に有害だとされる数々の成分を使わない安全な商品(低刺激)

② 自然、天然の原料を用いている (ナチュラル、オーガニック)

③ 環境配慮(エコ、クルエルティーフリー(動物実験なし))

人にも自然(動物)にも、地球にも優しい化粧品です。

①については、パラベンやシリコーン、フタル酸エステル、合成香料、防腐剤等、有害になり得るとされる(過去にされたことがある)成分を含まない、ということ。

②については、近年多くの化粧品が自然派の方向に向かっている印象ですが、植物の力(自然の恵み)を活かした化粧品ということ。

③については、”サステイナブル”であるか、という点です。例えば、パッケージにプラスチックを使わない、リサイクル可能な素材を使う、製造工程で使用する水の量を最大限少なくしたり、使用後の製品はレフィルする、空容器を回収する等、その関わり方は多岐に渡ります。クルエルティーフリー(動物実験を行わない)もここに入ります。

「クリーンビューティー」、まさに今、そしてこれから益々必要とされ、重宝される動きだと感じています。

ご参考までに、こんな記事も見つけました。

日本でも、ベアミネラルというクリーンビューティーをコンセプトに掲げる化粧品が販売されています。

今後は益々、食品においても化粧品においても、クリーンであること、エコフレンドリーであることが求められるんだろなーと感じています。

人にも、動物にも、地球にも優しい化粧品。

自然環境と人を労わるオーガニックという考え方にも共通するコンセプトで、まさに今日とても気になる分野です。

この静かな時期に、じっくりと勉強してみようと思うのでした!

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