「自分」というものを整理してみる

ブログデザインをリニューアルしたこのタイミングで、随分昔に書いた“About”を数年ぶりに読んでみた。

あちゃちゃ~、こりゃ~、アップデートせねば!という、若干自分史上、out of date (時代遅れ)な内容に啞然。。。

「自分」だって時の流れとともに変わっていくので、定期的に内容を確認してアップデートしないとですね。反省~。

確かに、5年前の私と、今の私。

状況も違えば、考えていることも違う。

5年前の私は、ロンドンに住んでいて、シティー(ロンドンの金融街)でバリバリ働いていて、ベビーシッターさんがいて、子供たちはまだ7歳と3歳。

当時はまさかその1年後に日本で生活をしているとはつゆにも思わず、淡々と異国で繰り返される日々をこなしていた。

その渦中にいた私が見ていた世界観と、そんな経験を経て、家族という単位で自国である日本で暮らし、金融とは全く別の業界で働いていて、それぞれ5歳大きくなった子供がいる今の私とでは、見ている世界が変わっていて当然だ。

見えるものが違うので、感じることも、考えることも違ってくる。

よって、人生へのアプローチも違っているかもしれない。

これまで培って来た経験や出会った人々、揺さぶられた感情や感性、そんなものを総括して、今の自分の在り方へと繋がり、今の姿がある。

なので、今現在の時点(2021年3月後半)での、“私”について、書いてみようと思う。

(2018年、結婚10周年の時の写真です)

明日香(今までは“ママン”としていましたが、これからは本名、明日香でいきますね!)

41歳。

家族はフランス人の夫(同い年)と12歳の長男、8歳の次男の4人家族。

東京在住。

仕事は香料商社・メーカー/食品原料商社。会社の立ち上げから営業、運営等全てに携わっている。

人生のモットーは、カラフルでハッピーな人生を歩むこと。

自分の人生は自分のアート作品。

キャンバスに絵を描いていくように、どんな色を使うか、どんな絵を描くか自由に選んで素敵なアートワークを作り上げていく。

人生とはそんな風であると思っている。

油絵だから、どんどん上書きもできるし、これまでの色と混ぜることもできるし、全く新しいイメージカラーを使うこともできる。様々な色や形が混ざるからこそユニークで美しく奥行きのある絵が出来上がっていく。

私の“作品”は、まだまだ途中段階だけど、どんなものに仕上がっていくか、今から楽しみです。

さて、仕事をする意義、それは社会貢献。

自己満足や自己実現の要素ももちろんあるけれど、正直、今私がやっている仕事は誰でもできる仕事。

別に“私”である必要はない。

私の長所が特に活かされているわけでもなく、大好きでたまらなかったことが仕事になっているという絵にかいたような誰もが望むものでもない。

むしろ“香料”についてはほとんど知見もなく、化学は一番と言っていいほど苦手な教科だったのだ。

しかしながら知れば知るほど奥深い分野であることがわかり、科学とアートの融合である香りの世界の魅力にハマっているのは確か。

親が香料会社をやっているので、お手伝いとして働き始めたのが3年半ほど前。それから、販売会社として子会社を立ち上げたのが2年半前。日々種蒔きをしながら、気性やモチベーションのアップダウンを繰り返しながらも、少しずつ売上を伸ばし今に至る。

時間の経過とそれに伴う経験値の増加により、益々香りを扱う仕事が好きになって来ているのは事実だし、複数の海外取引先とのやり取りは刺激的で楽しくて好き💛と感じているものの、どちらかというと、始めたからには絶対に成功したい!会社の規模をもう少し大きくして、仲間を増やして自分たちが理想とする会社を創っていきたい、というのが今の専らのモチベーション。

理想としては、ワークワイフバランスをきちんと保て、欧州並みの有給がとれ(笑)、それぞれが自立して楽しんで仕事ができる社風の会社。仕事もプライベートも充実した人たちが集まり、お互いにリスペクトしながら共通のゴールを目指し、何か社会的に前向きなインパクトが与えらえるようなチーム。そんな素敵なエネルギーが流れる会社ができたらどんなに楽しいだろうなーと思いながら、そこを目指して日々邁進中なのであります。

ただ、前に戻ってしまうけど、これがまさに自分の使命!と感じて始めた仕事ではなく、これまで育ててもらった両親や家族を手伝いたい、家族のために力になりたい、という思い(どちらかというと正義感や義務感)、そして次男がまだ幼稚園生であった当時の私の家族状況には打って付けの仕事であった(時間的に融通が利くという意味で)というのが始めた理由であった。

会社を大きくして女性の自立を奨励したい!という意味では、私が何か将来的に社会に対して貢献できる使命であるかもしれないけれど、それとは別に、私が私であるからできること、むしろ、私にしかできないことって何だろう?と考えた時に出て来た答えは、やっぱりこれ、ブログで私の経験を発信することなのかなと思う。

仕事で“ありがとうございます”と感謝されるのももちろん嬉しいことであるのは確かだけど、今現在私がやっている仕事については、まさに、私である必要はないのだ。

けれども、私がブログで書く記事で、元気をもらえました!とか、考えさせられました!とか、良いエネルギーをいただきました!とか言ってもらえると、これはまさに「私、明日香」が喜んでもらっているということではないか!ととても嬉しくなるのです。

私の言葉で人の心に光を灯すことができた、という喜び。

私というものも人様のお役に立つではないか!

というわけで、私にとって仕事は社会貢献であり、経済活動の一部を担うこと、社会に属すこと。

一方、ブログ等を通した個人的な活動は、人を喜ばれること(社会貢献とも言えるのかな?!)を通して自己実現、自己満足する場、つまり、人も自分もハッピー!な好循環が生まれ、これこそが私が社会に対してできることであり、私の使命なのかなーと思えて来たのです。

世界は美しいところ、楽しいところ、人生は素晴らしいもの、自分で創るアート作品であること、そんなことを共感してもらえて、生きる勇気やエネルギーをチャージしてもらえたり、何等かの良い影響を与えることができたら、これほどありがたいことはないなーと思うのです。

ありがたいことに、五体満足健康に生まれてきて、それなりに愛情を注いでもらって育ち、きちんとやりたい勉強ができる環境があり、人一倍大きなエネルギーと溢れんばかりの人間愛に満ちている。

こんな有難い幸運によってこれまで得て来たことを、今、社会に還元しないのは罪である、と感じるほど何か強い力に押されているように感じるのです。

まだ、自分ができること、自分が喜ばれることが、ブログ以外に具体的な形になっているわけではないけれど、少しずつ何らかの形で、社会の役に立てたらと考えています。

どなたか何かご要望・ご意見・アドバイスがありましたら教えてください💛

随分前からとても興味があり、何とかせねば!と思っているの社会問題は子供の貧困。

あとはそこに絡めて自分が少しでも貢献できそうなことは、子供の英語教育、特に貧困層の子供たちを対象としたもの。

英語教育の機会という観点からも益々格差が広がっている今日。

英語が操れるということは、人生において一つの大きな自由を手に入れるということ。

選択の自由が増える。人生における喜びが増える。情報源が増える。世界を舞台に人生設計ができるようになる。

だからこそ、誰もが平等にその機会(英語に触れる、勉強できる)を与えられるべきであると思うのです。

というわけで、今の私には、これまで自分を育ててくれた社会に対してやらねばならないこと(いや、やりたいこと笑)が山とある。

自分を整理するつもりが、あらゆる思いが出てきてしまい、結局まとまらずに終わってしまった。

悪しからず。。。

とは言え、時々こうして自分の思いやできること、人生においての課題を考えてみるのも面白い。

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