家族の"Happiness Manager"になる

ここのところ、ず~っと自分の役目って何だろう?

って考えている。

今流行りの「自分らしさ」「自分探し」ってヤツである。

いつかのブログに書いたけれど、パリ在住時代、20代の半ば頃、向こうで知り合ったちょっとばかりスピ系の仏人夫婦に、「あすかは探し求める人だ」って言われた。

確かに私はきっと何かを探し求めて日本を出て、一人パリに渡った。

何を求めていたのか当時は定かではなかったけれど、自分にとっての“答え”を探していたんだと思う。

何の答えか。

それはきっと、自分の人生の答え、道、色、味などを求めていたんだと思う。

直感として、その答えがパリ、もしくは欧州、もしくはその航海の途中で見つかると強く感じていたんだと思う。

そして今思えば、確かにその答えはパリでの生活や欧州での旅、そして夫との出会いで、少しずつ明確になり、手に入れることができた気がしている。

どんな人生を求めていたのか、どんな人生が自分カラーの人生なのか、どんな人とどんな生活を送れたら楽しく、カラフルで味わい深いものとなるのか。

それがまさに私が探し求めていたもの。

そしてそれこそが私のブログの題名ともなり、探し求めていた自分なりの色と味だったんだ!と気が付いたのだ。

それなのに、最近はまた迷子になってしまっている。

もちろん、20代の頃に探し求めていた答え、人生のビジョンは見つかった。

けれども自分のミッションという意味での自分探しはまだまだ道途中なのである。

多分、自分探しって、きっと探しても探しても見つかるものではなく、ふとした瞬間に、あ~これだ!とか、なるほど、これがまさに自分のミッションだったんだ!自分の役目はこれだ!と、「見つける」というよりは「気が付く」んだろうな、と思う。

そして、最近とても強く感じるのは、私は家族のHappiness Managerであるということ(笑)。

多分、多くの妻、母たちはそうなんだと思うけど、とりあえず、夫や子供たちがそれなりに健康に幸せに生きることを無意識的にマネージメントしてた(る)んだなーと、それってあまり意識していなかったけど、実はすごく大役だよな、と最近感じて、自分のこと褒めてやりたいわ~!なんて思ったりするんだよね。

だってさ、これってすごいことだと思わない?

これ会社だったらまさに人事部長的な仕事なわけだ。

普通の会社の人事部長だったらそれなりの給料がもらえるわけで、私は家の外でも仕事をしているけれど、家族のマネージャーとしても無償ではなく、それなりの対価をもらいたいくらいだわ~、なんて思ってしまう!

とは言え、きっとこの対価はそれこそ家族が元気で幸せでいること、それに尽きるんだろうなと思う。そしてもちろん家族が幸せでいることが私にとっても幸せだし、きっと幸せであることがベースにあると、パフォーマンスも上がるだろうし、となると間接的には金銭面のリターンにも繋がっているのかもしれない。

なんだけどやっぱり、仕事という意味でも自信を持ってこれが自分の役目、ミッションである!と言えるものが欲しいなと強く思う今日この頃。

これまで生活をする場所を優先的に選んで来たから(パリに住み、ロンドンに移り、そして東京に戻る)、仕事という意味では、その場その場でできることや、採用してもらった会社でありがたく働かせてもらっていた。

なので、業界も職種も一貫していなく、今でも、結局私って何屋さんなの?という状態なのだ。

何をしてもある程度面白いなと思えるし、ある程度できるけれど、じゃあ、プロフェッションは?と聞かれたら、すぐにこれ!と答えられない自分がいるのだ。。。

本当はやっぱり、自分が一番活きることで人の役に立ちたいし、その対価としてお金を稼ぎたい。けれども未だに、一番自分が活かされることが見えていないわけである。

情けない。。。

40にして惑わずっていうけど、迷いまくりなのだ。。。

というわけで、自分探しはしてもしても迷宮入りするのが落ちなので、今はとにかく目の前にあることを必死にこなしていく、アンテナを張っていろんな世界を見る、色んな人に会う、そしてワクワクすることにはどんどん飛びつく!そんな風に日々を生きていこうと思う。

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