欧州で12年生活してみて再発見する日本の住みやすさーその②

前回は、日本の住みやすさに関して、おそらく多くの人がまず思いつくようなことを挙げてみましたが、まとめてみると、やはり、日本は”禅”な国だなーと感じる。

流れている空気が”禅”、”peaceful”。食べ物をとっても、人をとっても、激しくない。マイルドであり、落ち着きがあり、やさしい。

そんな”禅”な空気にママンはとてつもない心地よさを感じるのです。

さて、その他、日本が住みやすいとつくづく感じる点は、日常生活を送るのに最低限必要なサービスが保障されていて、信頼できる、ということ。

例えば、電車やバスなどの公共交通機関。

日本ほど、定刻通りに動く公共交通機関は他の国ではないのではないかと感じる。

しかもフランスやイギリスであるような(フランスではしょっちゅう、イギリスでは時々)ストは日本では聞いたことがない。

なので、ほとんどの場合、移動時間がきちんと計画通りにいく。そういう意味で、ストレスなく毎日を過ごすことができる。

これが、フランスやイギリスでは遅延はしょっちゅう、ストも定期的にあったりするから、遅れるストレスや代替の交通手段を探すストレス、時には徒歩で移動せざるを得ないストレス、よって、一日のスケジュールが乱れるストレス、関係者に迷惑がかかるストレス…、と、いらぬはずのストレスに苛まれたりする。

また、配達やガス・水道等の工事や検査が時間通りに来ない。そんなことも日常茶飯事。というか、そのうち、時間通りに来ないのが当たり前だからと、開き直るのだけど、特にタイトなスケジュールをかかえる人々にとってはあり得ないほどのストレスとなるはずだ。

それから、欧州では医者へ行くのにアポをとる必要があるのだけど、それも意味がわからない、と必要になる度にストレスを感じていた。体調を崩すことは予想できないし、崩れた時に見てもらわないと何の意味もないはずなのに、アポを取ろうと電話をすると、2週間後まで予約がいっぱい!とか、そんなことが向こうでは普通だったりする。どうにか、”緊急だから”!と訴え、その日か次の日にアポをとることに成功したとしても、結局1時間くらい待たされたりすることもよくある。いや~、まいった!

日本では、体調を崩したときに、ただ病院に行けばよい。1,2時間待たされることもあるけれど、このシステムはまさに理にかなっているし、安心するし、心強いなとつくづく感じる。

こういった日常生活をスムーズに送るためのインフラ(サービス)が保障されているという安心感は”禅”でいるために非常に大きな要因だと感じる。

それから、日本の何がいいって、天気!

日本の、と言っても、おそらく日本海側や沖縄、北海道はまた違うのかもしれないけれど、少なくとも関東地方はお天気がよい日がとても多い。とくに秋から冬場は快晴の日が続く。

確かに夏場は暑すぎるし、湿気も恐ろしく高いし、百歩譲っても”快適”とは言えないけれど、2、3カ月の辛い時期を越せば、気持ちのよい、さわやかな天候の日々が続く。そして、暑すぎず、寒すぎず、というほど良い天候の時期が結構長いと感じる。

やはり、天気がよいと人々の士気が上がるし、ポジティブな気分になれるし、ハッピー度が上がる気がするのだ。実際、”あ~、幸せ!”って感じる瞬間ってほとんど晴れている時だと感じる。

四季がはっきりしているのも素敵なところ。

パリでは春、秋がやたら短いと感じていて、ロンドンではむしろ10月から4月までは冬で、5月から9月までの4カ月は春だったり、夏だったり、秋だったりが入り混じっているような、15度の日があったかと思うと、次の日は25度みたいなことが繰り返されたりする。7月や8月でも14,5度しかないこともしょっちゅう。何度、夏場にがっくりと凹んだことか。太陽を求めて人々がバカンスへ行く気持ちが痛いほどよくわかる!

とは言え、夏の期間、日が長い(夜の9時や10時頃まで明るい)のはパリやロンドンの最高にいいところ。日本にも夏時間導入して欲しいわ~(笑)。

さて、天気のお話はこれくらいにして、お次は清潔感。

街の清潔さには、これまた心地いいなーと感じる。そして安心感にも繋がる。おそらく世界の地下鉄や鉄道でここまで”きれい”なのは日本くらいなのでは、と思うほど、西洋諸国のそれと比べ、日本の清潔度は圧倒的に高い。汚い落書きもないし、汚臭もしない。

また、町中にほとんどゴミ箱がないにも関わらず、ごみがそれほど落ちていない。

駅やデパート、ショッピングモール等のトイレも驚くほど清潔に保たれている。

とても気持ちよく、快適に生活することができる重要な点です。

最後に、ママンが個人的に日本のとてもよいなーと思うところは、人々が”よりよく”あろうと常によい方向を目指している(ように感じる)ところ。

町であれば、より住みよい町を目指しているし、ビジネスであれば、よりよいサービスを常に心がけ、よりよい商品を目指して商品開発は活発だし、多くの人はよりよい人間やよりよい生き方を目指しているように見えるし、そいういった”よい方向”へいこうと日々の努力が様々な面で垣間見ることができる。

その点、欧州は、過去の栄光にすがっているのか、”あきらめ”の念があるのか、自分には関係ない、もう十分素晴らしいと思っているのかわからないけれど、謙虚になりもっといいものを目指していこうとするメンタリティーはあまり感じられなかった。

そういった面で、日本のポジティブへ向かおうとする志はとても気持ちよく感じるし、そういった空気に中に身をおくのはとても心地よく住みよいと感じる。

というわけで、欧州に長年暮らして、改めて見えてきた日本の住みやすさについて書いてみました。

きっと他にも、”あ、これも!、あれも!”と後になって忘れていた項目を思い出したり、新たな点を発見したりもするんじゃないかと思うけど、今のところこんなことを日々感じながら穏やかな日常生活を送っています。

他にも何かこんなところが住みやすい!と感じるような点や、えええ??と思うようなことがありましたら、是非、ご意見をお聞かせください♡

いつもお読みいただき感謝です♡

 


“欧州で12年生活してみて再発見する日本の住みやすさーその②” への2件の返信

  1. ママン様こんにちは。日本の住みやすい所、日本に住んでいると当たり前に享受していることが多すぎて、改めて感謝の気持ちが湧いてきました。また、人々が、よりよくあろうとするところは、目から鱗と言いますか、単に実直で勤勉というだけでなく、positiveなenergyとして国全体に流れているのかもしれないと気付かされました。以前イタリアの方から、Italyと日本の一番の違いは、イタリア人は、別にどんどん国力をあげようとか思ってないけど、日本人は常にあらゆる方面で一番を目指してるよね!と言われたことを思い出しました。
    もちろん、頑張りすぎて息切れしてしまっては良くないですが、
    この日本人のより良く!の精神は素晴らしいですね。
    いつもワクワクする記事をありがとうございます。

    1. Kathy様

      こんにちは!はじめまして!
      素敵なコメントをいただき大変嬉しく思います。
      どうもありがとうございます♡
      イタリアのお話、なるほど~、と思うのと何だか”わかる~!”と感じました。
      まさに、日本人は頑張り過ぎてしまうところが時に問題点となる気がしますが、とはいえ、やはりよりよくなろうとする姿勢は本当に素晴らしいと感じますし、そんな雰囲気の中、子育てができる幸せを感じます。
      今後とも是非よろしくお願いします♡

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