先日、友達とたわいのない会話をしていたときに、とても驚かれたことがあり、逆に私が驚いてしまったこと。

そう、我が家は電子レンジというものを使わないのだ。

というか、これまで電子レンジというものを家に置いたことがなかった。

実家にもなかったし、大学生の頃、一人暮らしをしていたときもなかったし、社会人になって一人暮らししたときも、また結婚して子供を産んでからも、ずっとないのだ。

厳密に言うと”なかった”のだ。

昨年、日本に越して来て、キッチンにオーブンがなかったので、オーブンを購入しよう思っていたものの、ほとんどの製品(全てかも?!)がオーブンレンジということで電子レンジの機能付きだったので、それを購入した。

ということで、今回初めて家に電子レンジというものが存在する。

けれどもレンジの機能を使うことはやはりほとんどない。

別に特別、超健康志向なわけでもない。

電磁波が体に良くない、というのは聞いたことがあるけれど、電子レンジの人体に及ぼし得る害を綿密に調べたわけでもない。

けれども、何となく、直感的に好きになれないのだ。

そもそもプラスチック容器に入った食べ物は好きではないし、レンジを使ったときに”へにょへにょ”ってなるラップの感じも何だか気持ち悪くていやなのだ。

多分、火を使わずに食料を温めるということ自体を毛嫌いしているのだと思う。

というわけで、その思いは昔から変わらず、ずっと電子レンジを使わない生活をしているわけだけど、ママン家にとっては普通のことなので、全く不便を感じない。けれども、そんな話を友達としていたら、とても驚かれたのだ。

まずよく聞かれるのが、冷やご飯、どうするの?という質問。

ママンは炊きたてが好きなので、基本的には1回の食事分しか炊かない。

もし余ってしまったら、冷やご飯にし、翌日、オリーブオイルで炒めて塩を少々ふって食べたり、もしくはオムライスにしたりして食べている。

冷凍食品も好きになれないので、買わない。

余って冷蔵した料理を食べる時は、鍋を使って弱火で温める。

時々、冷凍しておいた肉や魚を冷凍庫より出し忘れて、困ることはあるものの、大抵はお湯や湯気を使って解凍する(こうして書いていると我ながら時代遅れな人だと思う(笑)!)。

確かにレンジを使ったら時間を短縮できるのかもしれないけれど、”いやだ”と感じながら食べ物を体に入れることはいやなのだ。自分がいいと思ったやり方で食べたいのだ!

時々感じるのは、根拠のない直感とか、根拠のない自信、というものは意外と信じていいんじゃないか、ということ。

電子レンジに関しては、多分、ママンの動物的直感が、”避けた方がよい”と感じているから使わない。

冷凍食品やファーストフードに関しては、ママンの体も心も喜ばないことを知っているので、敢えて食べない。

一方で、色の濃い野菜や酸味の強いフルーツは、体と心が欲していることがわかるので、日常的に取り入れる、というわけだ。

というわけで、それほど物事に固執したり、強い”こだわり”というものがないママンだけれども(少なくとも自分ではそう思っている)、直感に従った生き方というのが意外にもこういった日常の些細な部分に反映されていたことを発見したので、書いてみました。

皆様はどんな”こだわり”や直感をお持ちでしょうか。コメント大歓迎です🎵

 

 

おすすめの記事