フルタイムで勤務していた仕事を退職し、日本に引っ越して来て以来、初めの数か月は完全に専業主婦をしていたし、その後は”フリーランス”というかたちでゆるりと仕事をしているので、実は結構な自由時間がある。

これがまたくせもの。

忙しく仕事をしていたときは、自由時間ほど贅沢なものはない、と感じていたものの、”時間”を手に入れてみると、時には退屈になったり、時にはさみしく感じたり、そしてまた時には不安になったり、と、”ネガティブ”な感情と付き合うことも増える。

日々忙しくしていて、”自分と向き合う時間”が少なければ少ないほど、紋々と考えること(時間)もなく、気が楽かもしれない、と感じたりもする。

フリーランスの大変なところは(もちろんやりようによってなのだけど)、孤独との闘いという色が強くなってしまうこと。

すべて自分で考え判断し、時間管理をして働くというのは、時としてモチベーションを失いやすく、簡単ではない。

ママンはやはり人と一緒に働く方が好きだなー、と感じる。

とはいえ、こうして自分とじっくり向き合う時間というのは、ここ数年あまりなかった気がするので、”よい機会”ということでありがたくそんな時間を享受している、というかしようとしている(笑)。

ということもあり、日本に越して来てからというもの、結構な数の本も読んでいる。

中でも特に”これはすごい!”と感じたのは、橘玲氏の”幸福の「資本論」ーあなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」”という本。

何となく感じていたことをきれいさっぱり整理し言葉に表現してくれている部分、また鋭い分析により事象をわかりやすく説明してくれている部分など、腑に落ちるところと学べるところが満載で、色々と考えさせられた。

それから、自分を知るために、よく有効といわれるのは、幼少の頃を思い出してみる、ということ。

子供の頃、自分は何が好きだったか。どんな活動を楽しんでいたか。何に夢中になっていたか。どんな子だったか。将来は何になりたいと思っていたか、等々。

多分、小さい頃の性格や好きなことなどの”特質”は、環境要因にそれほど左右されていなく、素の自分(素質)がが強く出ている、ということなのだろう。確かに、自分の強みを発見する、もしくは忘れ去られてしまっていた強みを再発見するという意味では、過去へ遡るというのは有意義だと感じる。

もちろん、友人や家族に”私ってどんな人?”と聞くのも自分を知る一つのやり方かもしれないけれど、自分で見つけたい!というときには、性格診断テストのような心理工学テストを受けるのも新たな発見があって面白かったりする。

今回やってみたのは以下のVIA Institution on Characterという強み診断テスト。

Registerして日本語を選択すると日本語でテストを受けられる(おおまかな結果は無料でいただける!)。

結果としてママンは「誠実」「愛情」「好奇心」「寛容」「慎み深い」というのが非常に強い素質として出てきた。

パリで人材紹介の会社に勤めていた頃は、採用の判断として上記のようなテストを自身も行ったし、候補者にも行っていた。

テストの結果及び結果を話し合う面談により、候補者がどんな職種に適性があるのかを判断する一つの材料として使っていたのだ。

上記の強み診断テストをしながら、そんなことを思い出したのだけど、時にはこうして自分に向き合うのも悪くない。

これから何かをやりたいと考えている人、自分を見失ってしまった人、何か迷いがある人は、自分史を作ってみたり、性格診断テストをしてみたりして、改めて自分の適性を探ってみるのもいいかもしれない。

Have a relaxing evening!

 

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