変わらず秋雨の多い東京です。

今日は台風の影響で一日中雨が降っていたので、どうしても行かねばならなかった子供たちの健診以外は、ほぼずっと家で過ごしました。

本当は晴れた日にやりたかったのですが、障子の紙の張替えをしたり(夫は初挑戦でしたが、上手にできました!)、溜まったアイロンがけをしたり、本を読んだり(今更ですが、カミュの「ペスト」を読み始めました!)、調べものをしたり、子供たちの宿題を見たり、と、これぞまったりな週末を過ごしました。

たまにはこんなのもいいけれど、やっぱり晴れの週末が恋しいです。

さて、先週末は少しばかり家族で久々に東京散策をしたのですが、ここ数年、日本にも“chill out"できる場所が増えたなー感じます。

"chill out"とは西洋の文化・慣習なのかと思うのですが、“のんびりくつろぐ”とか、“みんなで集まって気ままに過ごす”といった意味。

北欧で良く使われている”ヒュッゲ”というコンセプトに類似しているように思います。

日本ではひと昔前までは、子供が遊ぶ芝生の広場はあったけど、大人が地べたでくつろいだり、行事はないけどピクニックをするようなことはあまりなかったような気がしています。

約15年前にフランスに渡ったときに、フランスのこれいい!とすぐに感じたことの一つが、まさに、芝生でゴロゴロしたり、川沿いでくつろいだり、ピクニックしたりと、お金をかけずに気楽に友達と集まり、遊べること!とでした。

そんな”欧州”的な光景が最近では日本でもよく見られるようになりました。

まずは南池袋公園。

老若男女、国籍問わず、公園という場で、それぞれがそれぞれの自由を気ままに楽しんでいる、そんな光景です。

池袋周辺も最近随分新しいエリアが誕生し進化しているようです。

やはりここ数年でライフスタイルが変わって来ていいることを実感します。

良い意味で、消費者社会ではなくなりつつあるように感じます。

仲間とおしゃべりするのにわざわざ素敵なお店に行かなくたっていい。人肌恋しくて、ただただ一緒の時間・空間を共有して、他愛もないおしゃべりをする機会を作ることの敷居を上げる必要はない。

そんな風に、よりシンプルに、より正直に、より無駄を削ぎ、本質を求めたライフスタイルを人々は求めているんじゃないかなと感じています。

時々こうして週末に街に繰り出すと、あらゆる”気づき”があって面白い。

また、コロナ禍でますます野外での楽しみが注目を浴びていることも顕著で、キャンプを始め、都心ではテラス席のあるカフェやレストラン、広めの空間を持つお店、自然とモダン建築の融合、エコ、オーガニック、環境配慮等を意識した街づくりがあらゆるところに見られました。

例えばこんな風に、モダン建築の中にある木のぬくもりとハーブたち。

より自然をリスペクトし、より自然の近くで、自然とともに生きて行こうという流れはすごく明るい未来へ向かっているようで、良い気を感じています。

さて、自然とモダン建築の融合と言えば、先週末に行った浜離宮恩賜庭園(新橋と浜松町の間です)はお見事でした。

何とも禅な空間なのに、ふと目線を上げると背景にはモダンな高層ビルが立ち並んでいます。

そして見渡す限り広がる黄色とオレンジのコスモス畑。

あまりに可愛らしく、何枚も何枚も写真を撮ってしまいました。

まさに都会のオアシスです。

心がざわついたときに行くと、きっと、すーっと波が穏やかになり、落ち着いてくるのではないかと思います。

そんなinner peaceが得られるような空気に満ちている空間。

何気に東京には大きな公園が多くあるように思います。都会の喧騒に疲れた時にはやはりありがたい癒しの、そしてエネルギーをリチャージする(気を入れ替える)スポットです。

最近は仕事が忙しかったり、不安に感じたり、ストレスを感じたりすることがちょこちょこあるからか、ライフスタイルのあらゆる場面にこうしてより癒しを求めようとしている自分を感じています。

金曜夜は、新しくゲットしたレモングラスの香り付きバスソルトを入れたお風呂に、電気を消しアロマキャンドルを焚いて入りました。

ほのかに香るホワイトティーの香りに小さく揺らめく炎。

至福の時間でした!

また、ずっと試してみたかったSABONのローズグリーンの香りのディフューザーをゲットしたので、玄関口に置いてみました。

ん~、好みな香り。

というわけで、”癒し”や”くつろぎ”が人生の一つのテーマになっている今日この頃。

皆様の癒しスタイルや癒しスポットについても是非教えてくださいね💛

それでは素敵な日曜日を~!!

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